銃撃の行方

作者 TamTam2021

[社会・思想]

18

1,316

2件のファンレター

 今、この国は安倍元首相の銃殺に揺れています。
この前代未聞の事件の背景には何があるのか。そしてこれからこの国はどうなるのか。
この事件に対する私なりの今の考えを短くまとめてみました。そして大事なことは決し
てこの国を諦めないこと、未来の世代を見捨てないことではないかと思います。

ファンレター

衝撃のトリガーの果てに

今、まさに切り取ったばかりのエッセイに、衝撃を受けました。いつも鋭い視点で一番の社会問題に切り込む作風に、毎回唸っております。鳥肌が立つ思いで読みました。この事件を初めて耳にした時、まるで夢の中で聞いているような気持ちになりました。そして自分の中で、この出来事を反芻し、やっと事の重大性を知り、身震いがしたのを覚えています。日本中に衝撃が走りました。今もなお、日本の政治に大きな影響力を持つ、安倍元総理の壮絶な最期。何処にでもいそうな目立たない灰色の男が背後に忍び寄り、大勢の警備の人間がフリーズしているかのように悠々と近づき、銃とは思えないような形状の物で2発。まさか、まさか…この日本で。何度も映し出される映像に釘付けになってしまいました。TamTam2021さんが指摘し、危惧している、これからの日本に起こるであろう最悪の出来事のトリガーが引かれてしまったようです。灰色の男が想像も出来ない事が…これは個人的な恨みを晴らしただけに留まらず、日本のこれからとアメリカとの関係にも大きく影響してしまうかも知れない恐怖が、徐々に忍び寄って来そうです。それでも、我々は生きていかなければならない。若い世代に少しでも希望のある未来を届けなければならない。TamTam2021さんの愛おしい娘さんのような、未来のある人達を守り育てるために。最後の章は、そんな願いが強く感じられる内容で気持ちが救われる思いで読みました

返信(1)

 コメント、ありがとうございました。渾身の力を込めて投げたボールを的確に受け取って頂いたようなコメントが有難いです。
私は主に詩を書いている人間ですが、常に社会問題や政治などにも関心を持っています。ただ文学の中に潜り込んで社会には無関心というありようは私にはありえません。なぜなら文学というものもその時代を映す鏡のようなものですから社会のありようと無関係ではありえないと思います。ですからこのような時事的な問題についてはせめてここに発表させていただいたりしています。少数であっても真面目で良識と知性に優れたあなたのような読者に読んで頂ければ本当に嬉しいです。今日は選挙の日です。今のところ大分投票率が低いようですが私もこれから投票に出かけたいと思います。この国の未来を諦めないためにも。