オルレアンの乙女を巡る一夜

作者 佐藤子冬

[恋愛・ラブコメ]

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2件のファンレター

百年戦争の最中、とある一夜にあったかも知れないオルレアンの乙女を巡る物語。

ファンレター

その存在を、「受け入れる」こと。

佐藤さん、おはようございます。「オルレアンの乙女を巡る一夜」を拝読しました。

選ばれし者に対する庶民の気持ちが伝わってくる作品だと思いました。
手の届かない存在だと認めるのだけれど、諦めきれない思い。
その人間臭さはあるのだけれど、最終的には「受け入れる」という……。
意図されているものと解釈が違うかもしれませんが、そういうことを感じました。

考えさせてくれる内容です。
有り難うございました。

返信(1)

おはようございます。
睡眠中でしたら申し訳ありません。
レビューを下さり、真にありがとうございます。
村山先生の仰っておられることは正鵠を射て尚且つ自分に新しい知見をもたらして下さいました。オルレアンの乙女は当時神から遣わされた人物と本気で考える人物も多く、実家が爵位を頂いていたりしています。
勿論、一般の方々と異なり神に身を捧げた人物ですから信仰も相当なものだったかと思われます。
そこと対比する様に大元帥が位置している訳ですね。史実でオルレアンの乙女をどう思っていたかはあまり判っていませんが、要請に基づいて一回だけ共闘したのですね。ラ・イル、ジル・ド・レの二人はオルレアンの乙女を慕っていた様子ですが。
長い説明にお付き合い下さり、重ねて御礼申し上げます。