世界がぜんたい イーハトーブへ

作者 TamTam2021

[社会・思想]

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1件のファンレター

踏みにじられるように強行開催されたオリンピックを前になぜか宮沢賢治の言葉の一節を思い出しました。そして、それをもとに今のコロナ禍とこれからの世界の在り方へ想いを巡らし詩にしてみました。

ファンレター

本当の幸せとは

温かい思いや願いが込められている詩を書いて下さってありがとうございます。TamTam2021さんの詩には、いつも感動し、ハッと気付かされ考えてさせられています。今回の詩にも新しい風が吹き込んだような、明るい未来を指し示してくれるような心地よさを感じさせて頂きました。花巻の偉人、宮沢賢治の言葉にあるような理想郷、イーハトーブは私達の手で創り出すことが出来るのですね。グローバル社会の利点を活かし、世界中が手をとりあって互いを思いやり、助け合えば本当にイーハトーブを実現させることが出来るのでしょう。世界全体が一つの生命体ならば、身体の一部が病んで苦しかったら、放置せずに治療しようとするでしょう。放っておけば癌のようになり、我が身を滅ぼしてしまいますから。コロナは本当に手強い病ですが、私達に大切なことを教えてくれたような気がします。

返信(1)

ありがとうございました。この言葉は宮沢賢治の農民芸術概論綱要という文章の一節です。羅須地人協会を始めるにあたっての理念が生き生きと書き連ねてあります。意味不明のところもありますが中々興味深い文章ですので今度ご覧になってください。格差と分断が進む今だからこそ、宮沢賢治が目指した自然と他者との調和と共生が必要な時代だと思います。彼の理想の実践は失敗し挫折してしまうのですが、その影響力は今も脈々と生きています。夢や理想はいつか現実の世界を変革する、そう信じてこのコロナ禍の向こうにある世界に期待したいと思います。コメントの中にありますように宮沢賢治はこの宣言の中で確かに世界全体が一つの生命体になるべきことを主張しています。銀河を意識しながら・・・と。