愛する友よ、光となって甦れ

作者 樹sai

[ファンタジー]

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人でも、動物でもないシマ。シマには、自分が何という生き物かもわからない。

ファンレター

全作に続き、透明なストーリー

やさしい物語です
敬一郎とシマ、人間と「異形のもの」
沈みかけたシマを助けたのは敬一郎ですが、敬一郎の胸が痛くなるような孤独を救ったのはシマなのかもしれません
互いが互いを必要とし、ごく自然に助けとなる。シマは敬一郎を恩人として敬い、大事にしてます。敬一郎もまたシマを友人として尊重し、大事にしてます。二人で過ごす何気ない日常の描写が非常にせつない。恋にも似た友情です。
ネタバレになるので、詳細は書けませんが、「シマ」の献身が最大の山場になります。
相手を思うが故に勇気が出ない。敬一郎を思うがゆえに、一緒に買い物に行くのを躊躇うシマ
シマを思うゆえに、打ち明けられない敬一郎
互いに悪意がなく、拗れる事もない。終始一貫優しい物語です。

返信(1)

海乃眞さま

嬉しいコメント、ありがとうございます。優しくて切ない物語は、わたしが目指した雰囲気なので、何とか伝わっていたようで幸せです。

恋にも似た友情……確かに近いかもしれません……!今回、わたしが書きたかったテーマは、誰がなんと言おうと大事な友達は大事な友達のままなんだ、変わりないんだ、ということなので、それが少しでも伝わっていたら嬉しいです。

舞い上がるような嬉しい感想を、ありがとうございました。