あしあと

[その他]

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7件のファンレター

「活動報告」であげている「公募ガイド」への投稿作品集です。
ここに挙がるということは、落選作です。
テーマに沿って、2000字以内での投稿になります。
ジャンルは雑多ですので、「その他」にしました。

パソコンに眠らせておくのではなく、さらすことを決意しました。
*第3話は、NOVELDAYSに投稿していた「嘘つき」を少し長くしたものです。
*第31話は「青い鳥文庫プロット大賞」に応募したプロットを使っています。
*第32話は【課題文学賞その六】「記憶」を改稿したものです。

ファンレター

飛ぶ教室で飛んだあしあと!!

お疲れさまです、るるせです。村山さんが文学賞に投稿しているのを読み、見習って、僕もたまには「未発表原稿」をつくって(村山さんとは違う送り先ですが)投稿しようと思いました。新人賞ってカラーがあって、例えば同じ純文学でもカラーがだいぶ違うのですよね。四大文芸誌(新潮、文藝、すばる、群像)で見ただけでもだいぶ違う。前に村山さんとファンレター内でやりとりしたのを覚えてることを前提に話をしますが、村山さんにもお読みいただいた僕の小説『ケモノガハラ』は、新潮に応募したものです。一次落ちかどうかすらも、投稿しまくっていた時期の僕はほかの文芸誌に送ったほかの作品含めてですが結果を見なかったので僕は知りません。連絡がなかったので受賞してないのは確定、くらいしかわからない。で、純文学と思ってつくった『ケモノガハラ』は、村山さんからお褒めの言葉をいただきましたが、カテゴリエラーになるか、そうじゃなくとも、新潮のカラーではないので、もちろん落とされます。でも、文藝だったら、賞は獲れなくともカテゴリエラーにはならないかも、という違いはありますね(じゃあ、なんで送ったのか、というと複雑な理由があります)。村山さんの送ってる賞のカラーを僕は知らないのですが、この『あしあと』に載せてる作品は、僕の雑感で言えば、芥川賞系というよりも直木賞系に近いのかな、と思いました。大衆文学とか、中間小説とか呼ばれるタイプの作品。そのタイプの作品は長編にする必要はありますが、そっちに近いかな、と。ただ、この『あしあと』で送ったのは送り先がON LINEの場所、ウェブ小説界隈の方々も多く送るでしょうから、審査員が純文学の高橋源一郎先生でも、大衆文学系を選ぶことは往々にしてあると思うので、なんとも言えないところではあります。僕もペンネームを成瀬川るるせにしてからはほとんど賞に送っていないので、繰り返し言いますと村山さんを見習って未発表原稿も書いていきたいです。偉そうなこと書いちゃってすみません。でわでわ、お互い頑張りましょう!!

返信(3)

るるせさん、コメント有り難うございます。

まず自身のことですが、公募ガイドの連載で、「挑戦の機会」という位置付けなので、「新人賞」という大それたものではないと思います。
が、今回発表のテーマでも200点以上の作品が寄せられるもので、その中から「選者に選ばれる」という結果を得ることが可能な企画ですね。
最近のNOVELDAYSのコンテストもそうですが、2000字くらいでまとめていくので手頃なものなのかな、と思います。よくこのくらいの長さで力量が測れる、と言われている気がしますが、きっとそうでしょうね。
そういう性質なので、選者による部分ももちろん大きいでしょうが、「小説」として「読める」ものならば、佳作くらいには入るんじゃないのかなあ、と認識しています。企画名に「小説指南」なんて入っているので、講評を得られるところが基準といいますか。そこには達したいなあ、と思って続けています。

そしてるるせさんの挑戦。その新しいきっかけに僕の報告がなれているのなら、こんなに嬉しいことはありません。
以前も申し上げましたが、「書き続ける」るるせさんを応援したいし、僕もそうありたいです。
「ケモノガハラ」! これはやっぱり印象深い作品です。


カテゴリーエラーですが、これは実のところ難しいですよね。
入試問題との相性みたいなところがあり、それは偏差値ランキングとは必ずしも同じ序列ではないですもんね。

こういうことを話し合える機会を与えてくれたNOVELDAYSとるるせさんに感謝です。
もちろん他の皆さんにも。
決して、読み合い褒め合いいい気持ちだけの関係ではないと僕は思っています。
逆にNOVELDAYSが、けなし合い落とし合う環境ではないことにも深く感謝します。
先人の方々が作ってこられた雰囲気。ネット上に「雰囲気」って不思議ですが。


有り難うございました。
頑張りましょう♪
どもども、返信しようとして遅れてしまって今、書いているのです。
「選者に選ばれる」という結果を得ることが可能な企画、って、やっぱり良い企画だな、と思います。
2000文字で力量がはかれる、っていうのは、プロット力というか、その文字数くらいだとかなりプロットが剥き出しになる、というのはひとつ、あるかな、と。
僕は他人にアドバイスする立場にまわるときはプロットのことを話しますが、僕自身は、ケースバイケースだと思っています。実際、純文学の賞に梗概を800字以内でまとめる、っていうエンタメだと必ずある項目がないことがあるのは、プロットが全てではないからです。僕からみると、村山さんはプロット、上手い。
一応、NOVEL DAYSのレターでは当たりさわりない言葉を選ぶことが多いのですが、僕は、TwitterのDMなどでは厳しい話を友人たちとし合うことも多い。けど、村山さんは(すくなくともこの名義では)SNSアカウントがなく、「でも、言いたいな」と思ってレターに意見を書いた次第です。
村山さんの文章の特徴は、それこそ『ハコニワ』を実際につくる器用さがあって、構想を練ったり、プロット組むのが得意なのか時間をかけているかして、とても「丁寧」だと思うのです。
その「丁寧さ」を大事にして欲しいな、という、この返信は、そういう文章です。では、また。
るるせさん、返信をいただき有り難うございます。
るるせさんに「うまい」なんて言われると、調子に乗ってしまいそうですが、素直に嬉しいです!

Twitterはとてもフォローできなさそうなので、アカウントすら持っていません。
時々覗き見をする程度です。2000字は確かに、プロットですね。
そう思いつつ、その字数でも詳細な描写をいれようとしてみたり、という工夫も楽しいものです。
やはり「選ばれる」経験は是非とも味わってみたいです。小さな企画でも、出せそうなものには参加したいです。

しかしこの月末、今年も出したい星新一賞に向け、時間を捻出……
1万字というのも微妙で、結論は出ているはずなのに、どうもスカッとたどり着きません。
が、これは何としても形にします!!

今後ともよろしくお願いいたします。
有り難うございました!