野ばらの棘

作者 銀狼

[現代ドラマ・社会派]

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小さなころから悪いことは全て人のせいにして成長した少年が、ついに自分のせいで親友を自殺に追い込んでしまう。それでも、本当に自分が悪いという事には気づかない。亡き親友が夢に出てくる暗い夢で、主人公は自分を支配する悪魔を突き止める。この悪魔さえいなければ――主人公の殺意が剥き出しになる。だが、本当の悪魔の正体は何だったのだろうか…。
この物語は、実際に起きた殺人事件を題材にしました。
※書影出典はアトリエに。

ファンレター

家族と、少年の心

銀狼さん、こんばんは。
若者の、時に暴挙に走りがちな脆い心の変化が丁寧に描かれていて引き込まれました。
紹介文から、武は最後に…と予想していましたが、良かった(?)のだと思いました。
親子のみならず家族という関係の難しさと大切さを改めて考えさせてくれます。
有り難うございました。

返信(1)

村山さん、こんにちは。いつもありがとうございます。
吹き溜まりに埋もれてしまいそうな拙作を拾い上げていただき、誠にありがとうございます。
この小説を通し伝えようとしたことを、そのまま感じて頂いたことに感謝いたします。
牛刀事件、熱湯事件など、今、現在も不条理な刃は弱い者に向かっております。
微力ながら小説の力を信じ、書き続けていこうと思います。よろしくお願いいたします。