ゲッ、この人マジで?

作者 松平眞之

[ノンフィクション]

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7件のファンレター

 街で見掛けた変な人に不思議な人。
 電車の中に居る変な人や不思議な人。
 或いは普通の人なのに、何でこんなに面白いの、と、思える素敵な人。
 はたまたけしからん人達。
 他にもドラマや映画の登場人物に、政治家や芸能人迄。
 作者の独断と偏見で選ぶ、「ゲッ、この人マジで?」、と、思える人達を皆様にご紹介します。

ファンレター

初めまして

こちらのサイトに昨日登録し、1番初めにお見かけした作品で、ご縁を感じ読み始めました。街で見かける不思議な人々を軽妙な語り口で紹介するのが面白くてどんどん読んでしまいました。
「誤りから生まれるもうひとつの文学」にも、
ヒューマンエラーから生まれるおかしさを
愛でるところに、松平さんの懐の深さというか多様性への人間愛のような物を感じます。
沢山の作品を投稿していらっしゃるので、これから
日々の楽しみにして読んでいきたいです。
お元気でお過ごしください。

返信(1)

 ありがとうこざいます。
 思いがけずお誉めの言葉を頂戴し恐縮です。
 実はエッセイ賞に参加しようと思って、兎に角生きている人を、生の人を描きたいと思って始めたこのエッセイでした。
 しかし他の参加者の皆さんの作品を拝見し、自分では勝てないなと思ったのです。
 御作の「ブレーメンの福音」も然り。
 独特の筆致でナイジェリアの実情について描かれた御作に対し、私のは日常の些末な事を日々書き募った作品に過ぎません。
 そうして色んな豊富な経験や、独特の才能で描かれる作品群を目の当たりにすると、参加する前から自分の作品は選考委員の目に留まる事は無いだろうと確信しました。
 しかし例え選ばれなくても死力を尽くして書き上げたい、と、そう思い到り、1日1話を5月末日迄続けられたら、その時はエッセイ賞に参加しようと決意し今日に到ります。
 つまり参加する事に意義が有る、と。
 喩えて言えばこの作品に対する私の胸の内は、会津城に立て籠る会津藩士の気持ちです。
 負けると分かっていても、藩の為、主君容保公の為、延いては徳川宗家の為に、死力を尽くして官軍と闘う。
 大袈裟になりますがそんな処でしょうか(笑)。
 私の場合そんな大義はありませんが、日々少なくとも何らか人を見なければなりません。
 そしてこのコロナ禍だからこそ少しでも笑える話を届ける事が出来れば、と、言う思いもあります。
 してみると自分の為に書いているのでしょうか。
 今月末日に到り手を脱かずにこの作品を書き切り、エッセイ賞に参加する事が出来れば、その時に私の目標は達成出来ます。
 しかし例えエッセイ賞の選考に残れなくとも、そうして激励の言葉を頂戴するのは、大変嬉しく励みになります。
 宮城様に於かれましても感染症には充分ご留意され、またくれぐれもお身体ご自愛下さいますよう。
 応援本当にありがとうございました。