三色旗と私

[歴史]

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 江戸時代の長崎における、オランダ人と丸山遊女のラブストーリー。
 プッチーニのオペラ『蝶々夫人』から着想したものですが、物語は史実に基づいて構成しました。ナポレオン時代、日本ではフェートン号事件が起こります。出島という小さな土地に生きた人々。その思いを追体験して頂ければ幸いです。

(主要参考文献)
片桐一男『出島 異文化交流の舞台』集英社
    『江戸時代の通訳官』吉川弘文館
羽田 正『興亡の世界史 東インド会社とアジアの海』講談社
永積 昭『オランダ東インド会社』講談社
石山滋夫『評伝 高島秋帆』葦書房
宮本由紀子「丸山遊女の生活」『駒沢史学』
斎藤阿具『ヅーフ日本回想録』雄松堂

ファンレター

読み始めたばかりですが……良い作品に出会えた予感。

序文から引き込まれました。
この春から小説を書き始め、少しでも読んでいただこうと投稿サイトを利用し始めた投稿も閲覧も初心者の私ですが、書店で手に取って読んでみたいと思えるような作品に出会えた予感がしています。
文字に質量を感じるといったら失礼ですが、知識に頼ることなく史実を検証し考査し、魅力的な世界観を構築するセンスと、現代の私たちがイメージしやすい文章に練り上げる技術に脱帽です。
正直に告白しますと、一時15位まで上がった自作のランキングがPVの増加に反比例して下がり続ける怪?が気になって、自分と同じ400位前後の作品をつまみ読みしていた時にこの作品に出会いました。(不純な動機ですみません)
ファンタジーやラブコメ、ライトノベル風の作品でないとなかなか読まれない時代ですが、よき先達に出会えた感じがします。私など足元にも及びませんが。
書くのも読むのも遅い私ですが、必ず最後まで読ませていただき、あらためて感想を送らせて頂きます。

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