もっと『闇の左手』~ゲセンへの秘密の扉~

戯曲『闇の左手』の原作小説(アーシュラ・K・ル=グウィン著)は、ひじょうに複雑ですばらしい世界観に基づいています。私の戯曲だけではものたりないという方々と、原作への愛を共有するために、もととなっている引用部分の資料集のコーナーを作りました。翻訳は私のオリジナルです。
アクセスしづらい形になっているページもあり、ご不便をおかけしますが、とある事情のためなので(詳細は「はじめに」をご覧ください)、お許しいただければ幸いです。(スマートフォンでもダブルタップで入れます。)

ファンレター

オーゴレインへの片道

 オーゴレインへの片道6-5まで読みました。恥ずかしながら、私にとって「闇の左手」はあの逃避行のシーンで占められてしまっており、前半は全然頭に残っていないのです。二人ともが苦労していた覚えとこの世界感が伝わってきた覚えはあるのですが。ああ、こんなシーンがあったんだ、エストラヴェンそんなアルバイトしてたっけとじっくり堪能させていただきました。特に電話をかける前の「私は他に~嫌な連中のあいだで」の訳がカッコ良くて好きです。そしてこの前後の文章がとてもよく理解できました!!!本ではちょっと固くてイメージできなかった部分でした。
 少しずつ読んでいます。あまりドウスに入り過ぎないように、身体第一ですよ~~。

返信(1)

ありがとうございます! でしょでしょ、やっぱりハ●カワ訳だとイメージが湧きにくいですよねっ。ボートで脱出して撃たれるあたりとか手に汗を握るくだりなのに……。そして仰るとおり「もっと嫌な連中の間でなすべきことがある」っていうの素敵ですよね。エストラヴェン、トップエリートの世界でもまったく動じないし、一方でこういう庶民のあいだでも自然にみんなと仲よくなれちゃうんですよね、「なんでこの私が肉体労働を」とか腐ったりせずに。そういうの私もすごくかっこいいと思います。命令するしか能のない男より千倍素敵(笑)。
あと、活動報告消しちゃったんですけど、エストラヴェンさまの「素肌にコート」ってどうですか。オーゴレイン入りしたらすぐセレブ社会に突っ込めばいいのに、なんでいったん魚河岸で働くんだろうと以前は私も思ってたんですけど、ここ訳したら、えーもしかしてこの裸にエプロンじゃなくて(笑)半裸にコートやらせたかったからなの?!と瞠目してしまいました(笑)。ル=グウィン作品てこういう爽やかなエロティシズムがけっこう随所にあって大好きです。
お手紙をいただくとすごく励まされます。あ、でも私も『沈める町』と同時並行になってしまって少しずつしかアップできませんし、どうぞごゆっくりお読みください。^^