彼女は銀の月――若き王は夜空に嘆き、孤狼は星を探して彷徨う

作者 真田一彦

[ファンタジー]

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隣国との間で十年戦争が続く中、父王の死によって王位を継いだエレンは、戦争を終結させるため、単独の秘密外交を計画する。密かに王宮を抜け出し、政敵である宰相に命を狙われながらも、結界師の娘や先々で出会う者たちの力を借りて、彼は進む。若い王は目的を果たし故郷を救うことができるのか――

純ファンタジー風の冒険小説です。
舞台は主に人間が支配する世界であり、ドワーフやオーク、ワーウルフといった異種族もささやかながら存在していますが、ほとんどは人間によって支配あるいは放逐されています。魔法のようなものを使えるのは、ごく一部の人々に限られています。

アクションの中に残酷描写が含まれるのと、虐待や人身売買といった非人道的な行為の描写があるので、読者の推奨年齢は15歳以上となります。

表紙はこちらからお借り致しました(https://www.pixiv.net/artworks/78307691)

ファンレター

多彩なキャラクター

「海の民の娘」を読了いただき、ありがとうございました。 十年後の「海の民の子供たち」を公開していると、懐かしいような微笑ましいような気分です。

「銀の月」面白いです~♪ 悩める若き王のエレン、カッコいい女性騎士アイリーン、優しい結界師アスカ、飄々としたレヴィ、怪しげな護衛のディガロ、そして黒幕の老大臣ブロント。多彩なキャラクターがファンタジーの世界をいきいきと紡いでくれます。少しずつ読ませていただきますね(^^♪ 

コロナストレスや暑さの続く毎日……真田さんもどうぞご自愛してお過ごしください。

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