イワン・イリイチの死因
トルストイ『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ』(望月哲男訳 光文社古典新訳文庫)を使用しました。
死に至るまでの心の動きと、死にゆく人の周辺を描いた名作、『イワン・イリイチの死』。そちら方面ではなく、イワン・イリイチの身体的な病名を考察してみたいと思います。
最終診断は、別の物語にしてあります。
別の解釈は歓迎です。
また、難しいところや疑問点に関するご質問も、お待ちしております。
よろしくお願いいたします。
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最終話
内容が内容だけに「大団円」という表現はどうかという気もしますが、ずっと読んでいた読者としては、可能性を一つ一つ潰していくような地道な考察の後の種明かしでもあり、まさに「大団円」を迎えたような読後感でした。
面白かったのは、ずっと村山さんの目を通し「考え」ていく一人称だったのが、最終話で「想像する」と題し、スクリーンに映し出された映画のような三人称になって、その切り替えが新鮮でセンスいいなあと。
毎回、村山さんの手持ちのカード、知識量の豊富さが滅茶苦茶うらやましかったです!
返信(1)
佐久田さん、最終話まで読んでいただき有り難うございます。
最終話のお話だけを公開する方が「小説」としては相応しいとも思うのですが、
実際連載を書きながら考えをまとめていったので(最終的な診断は、当初読んだ時とほぼ同じなのですが)、
自分的には皆さまにお付き合いいただき大感謝です。
また内容的に、解説無し、あるいは後付の解説よりは分かりやすくなったのではないか、と思いました。
後で解説だと、解説の方が本文よりも長くなってしまう……。
この作品も、佐久田さんを始めとする皆さまのコメントによって作り上げられたと素直に思いました。
結果的に、リアルタイムでなくとも読める作品になったのではないかもと思います。
改めて、有り難うございました!
最終話のお話だけを公開する方が「小説」としては相応しいとも思うのですが、
実際連載を書きながら考えをまとめていったので(最終的な診断は、当初読んだ時とほぼ同じなのですが)、
自分的には皆さまにお付き合いいただき大感謝です。
また内容的に、解説無し、あるいは後付の解説よりは分かりやすくなったのではないか、と思いました。
後で解説だと、解説の方が本文よりも長くなってしまう……。
この作品も、佐久田さんを始めとする皆さまのコメントによって作り上げられたと素直に思いました。
結果的に、リアルタイムでなくとも読める作品になったのではないかもと思います。
改めて、有り難うございました!