詩集 月光読書

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<副題>
たれかありし月の影 君いずるのは然ればこそ あまたの世の 何処へとまいらん

ファンレター

ほんの小さなほころび

「憎しみに復讐を誓う」を読んで、ご自愛ください、大丈夫ですか、と訊けば、きっと「どうってことないよ」と笑うだけなんだと思う。「重い岩石を乗せるように言葉をつなげて薄っぺらい わたしの顔の皮を はいでいった」とは言うけれど、薄っぺらいのは「こころの皮剥人」の方だと僕は知っているし、だけど言葉を重ねれば重ねるほど「憎むことを続けることはできない」ひとは、避けるようにして、現実を観ることに専念するのだ、と。願わくば、観たその現実がセピアで彩られていないことを。

返信(1)

るるせさん、心配かけてしまったかな?すいませんでした。最近ずっと寝込むことが増えて、何もできません。それでこんなに暗い詩になってしまったのだと思います。
傷って治せないものもあるんだと思う。時間をかけるしかありませんね。コメントありがとうございます。励みになります。