彼は寝ている

作者 国見あや

[ノンフィクション]

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1件のファンレター

日常のふとしたことを書いています。ネット小説の存在を知りはまってしまった私が日々の生活でほとんど寝ている時間が多い夫、でも、頭はよく東京大学工学部博士課程満期退学のこの夫のことやふたりのことなど書いています。

ファンレター

何だか惹かれて一気に読んでしまった

ノベルデイズのサイトを何かの縁で知り、初めて読んだ作品でした。心の中を素直に正直に書かれているのが嬉しかったです。読み進むうちに、精神病のことを書かれているのが自分の弟と重なり、同調したのかも知れません。全く次元が違う目で見られているようなご主人に会われたのは、本当によかったですね。からだの病は当たり前に語られるのに、心のほうは全く差別的に扱われるのは、まだまだ日本は遅れているのだと思います。「差別について」が様々な分野で語られたり、カミングアウトされたりするようになってきていますが、まだまだ時間がかかることですね。興味深く読ませてもらいました。有難う。(75歳男性)

返信(6)

初めまして。ご感想頂き大変有り難く思います。私は精神の病について語る内容がやはり一般の方より多いかと思います。差別や偏見は中々深く根ざしいて、少しでもそんなことで人を、また自分を評価してほしくはない、という永遠の悪あがきとは申しませんが、本当に理解してほしいと願っている大切な部分です。弟様のことに触れていた事で、やはりお身内は本当にご心配や一緒に生活して見てきた弟様のお辛さがいちばん理解できるのだと思います。本当に時間かかることでしょうが生きづらさを抱えて生きてほしくないので私はこのような感じで自分のことを正直に書いている次第です。ファンレター、というとおこがましいですが書くことも大変労力と精神力がいることだと思います。受け取って本当に嬉しいです。ありがとうございました。
早速のご返事有難う。あなたの残りの作品を楽しみにして読みたいと思います。読み終えてまた感想を送ります。有難う。
全作品を読み終えました。自分にとって都合の悪いこと、嫌な部分、隠したいところ、言わば裸の自分をさらけ出すことは辛いことですね。でも、古今東西、小説家はそれを武器にして生業を得ているようなところもあるようです。自分も5,6年まえから自分を書こうとして日記のようなものを毎日綴っています。でも、なかなか心の奥底、真裸にはなかなかなれません。誰も読まないのに!弟を見ていて思ったのですが、人間は・・・過ぎるのは、案外と困ったもののようです。彼は優しすぎたようで、生臭な世の中について行けないところがおおいににあったようです。病院の中にはそんな人がたくさんいるとも言っていました。ところで、私も日記のようなものを何らかの形で投稿しようと思ってます。アップできたら、またお知らせします。
お読み頂きありがとうございました。時間をかけてくださったことに感謝いたします。私もしばらくネットの投稿小説から離れてしまったりもしたので、ご感想頂き、改めてまた書いていこうと思うようになりました。いずれ何らかの形でご自身の日記をアップしましたら是非教えてくださいませ。楽しみにしています。
三日ほど前から日記部門に「よしなしごと」としてアップしています。よろしければご訪問下さい。何とか毎日一話づつ続けて行くよう頑張るつもりです。
三日分拝読させて頂きました。小気味よい文と内容でした。また、読ませて頂きますね。お互いに書く、という表現で頑張りましょう。