鬼哭く里の純恋歌 ─天女と龍の系譜─

作者 時野みゆ

[歴史]

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 愛しい者を奪われた鬼。若き聡明な領主と人質同然に隣国から嫁いできた姫君。
 天女の末裔と呼ばれる巫女。その少女に恋する異母兄弟。
 それぞれの想いが絡みあう、切ない歴史ファンタジー。

 戦国の世。若き領主である九条隼人は長年の領地争いに勝利し、和睦の証として隣国の姫・藤音を正室に迎えることになる。
 しかし藤音は隼人を戦死した弟の仇と憎み、婚礼の夜に殺めようとする。
 心に闇をかかえ、魔に魅入られていく藤音を、隼人と巫女の桜花は救おうとするが……。

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ファンレター

何度読んでも隼人さんが好きです

「わたしを憎んでいてもいい。とにかく、生きていてください」
この台詞に、またその背景にあるものや彼の思考の広さと思いやりの深さに、胸を打たれます。
領主、君主として鏡のようです。少年のように優しい外見の彼ですが、実は一番の男前だなあと思わされます。

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