フレイグラント・オーキッズ!~香蘭の乙女たち~

[学園・青春]

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時は昭和十一年春、所は横浜の名門基督教女学校――香蘭女学校。
一年生の春野こず枝は、五年生の小野寺房子さまが級友の林鏡華さんと〈エス〉の関係――つまり、〈姉妹〉の契りを結ぼうとする現場を目撃してしまう……。
フレイグラント・オーキッズ(Fragrant Orchids)――香り高き蘭の乙女たちの物語。

※〈エス〉というのは、〈シスター(Sister)〉の頭文字で、戦前の女学校風俗の一つです。
※表紙イラスト及び登場人物のキャラクター画像は、あままつ様のフリーアイコンを使用させていただきました。

ファンレター

今回もすっごく盛り沢山!

24話は鏡華姐さんと夏姐さんの白熱するアクションシーンと、一瞬も気が抜けない陣形のスリルが満載。鏡華姐さんの構えが美しくて、うっとり堪能していたら、お、思わぬ人物が!しかも、今までの印象とちょっと違う?ソワソワ(^^;)
25話の内緒話は至れり尽くせりの参考資料付き!理解の助けになりました。そしてこれが“鳳眼”……気高い美しさ。
私は鏡華姐さんが“莞爾(にこっ)”と笑うのが好きなのです。可愛いだけじゃ無くて強さを感じて、味方にいると頼もしい。そしてこず枝さんのナレーションはクセになる。ああ~また続きが待ち遠しいです!

返信(1)

佐久田さん、本当にありがとうございます‼…このアクションシーン、ようやく書き終えられて、自分でもほっとしました(*^^*)…次回は、今回あの場に、なぜあの“人物”が現れたのかというお話になる予定です。引き続きおつきあいいただけたら大変嬉しいです。よろしくお願いします!…それから、鏡華さんの“莞爾(にこっ)”に気づいていただけて、「やったあ!」と欣喜雀躍です。実は私は、ある登場人物に関して、その人特有の動作や表情を繰り返し描写すると、単なる癖ではなく、一種の「性格描写」になるのではないかと考えているのですが、この“莞爾(にこっ)”もその一つで、ほとんど鏡華さんだけに使うようにしています。そこに「可愛いだけじゃ無くて強さを感じ」ると読み取っていただいてもう大感激!佐久田さんに読んでいただけて幸せです~‼^^