夏、京都。その想い 切り取って…

作者 もってぃ

[恋愛・ラブコメ]

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1件のファンレター

京都の中高一貫校に通う中学三年生の新澤一葉(しんざわかずは)は、写真部の先輩紀平正道(きひらまさみち)に憬れている。

ある日、部活動という名目で正道を『撮影会』に連れ出した一葉は、その日に撮ったスナップ写真のうち、正道を撮った物にだけ、その場に居なかった〝女の子〟が写り込んでいることに気付く。
正道から借りて使っているデジカメにだけ映るその女の子を、最初は気味悪く思った一葉だったが、その子が自宅の部屋に現れるようになって、何かを懸命に伝えてくるその姿を見てしまうと、何とかして話を訊いてあげたいと思うようになる。


思うところあって改題しました。
(旧題)『液晶画面の中の笑顔』


※※※ 京都弁はネットの自動変換を利用したものです ※※※
※※※ ───求む赤ペン先生、是非お願いします!  ※※※



この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「エブリスタ」「ノベルアップ+」にも掲載しています。


分不相応にステキな表紙絵は 
kawo さんに描いていただきました! ヒロインが美人!
ありがとうございました!

ファンレター

心情と舞台とに惹かれました。

ファンレターを失礼いたします。
数日かけて拝読しました。
当方男性ですが、主人公の一葉さんに共感したり応援したりとすっかり引き込まれました。
中学生ともなれば、いろいろなこと(他人)に配慮しながら自分の行動を決めていくわけですが、
その際の葛藤をうまく表現されているなあ、と感心しました。

そして、舞台の京都! 
よそ者としては憧れの街ですが、そこでの日常が押し付け感なく描かれ、自分がそこにいるかのような気分になれました。

有り難うございました。

返信(1)

こちらこそ、ありがとうございます。
初めてファンレターをもらい、舞い上がっております。

共感したり応援したりしてもらえる人物を描けて、感無量です。
人物の心情やその情動を描いてみたいな、と小説を書き始めたので。

京都、いいですよね!
私もよそ者ですが、なんていうか、訪れた人それぞれの時間を共有し合えるような、そんな場所という感じがしていて、いつも創作の舞台に使いたくなります。

嬉しいレター、ありがとうございました。