桐一葉

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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57件のファンレター

梧桐一葉落天下盡知秋

(アオギリの一葉が落ちて天下の秋を知らせる。)

ファンレター

こんばんは

ご無沙汰しております。『hide and seek』のななえです。
突然すみません。驚かれたことと思います。
本当にふっと年単位ぶりぐらいで自分のサイトを見返している際、桐子さまどうしているかなぁと思った次第なのです。
就職して自サイトを倉庫化してからも、桐子さまのことは時折思い出しました。
サイトを運営している間、親しく言葉を交わしてくださったことが今もうれしく印象に残っているというのもあるのですが、ブログなどで語られる桐子さまの生き方というのがとても綺麗だったので、好きな小説の主人公のように心に残っていました。
お仕事をして、お休みの日に好きな本を読んで、教養があり、自分自身のしっかりとした考えを持ち、地に足のついた生き方をしている姿が、当時大学生だった私にはすごく立派に見えました。
桐子さまのことはサイトをやっていた時のいい思い出として胸の中にずっとあり、その思いから今夜ふと桐子さまのサイトを訪れてみました。
そしたら移転されたnoveldaysさんで日記を書かれていて、拝読させていただきました。
文字の中にあの頃と変わらない私に憧れたままの桐子さまがいて、一方的でおこがましいのですが、なんだか数年来の友人に会ったようにうれしくなりました。

私は筆を折って10年近く、仕事に忙殺されて小説もろくに読んでいなかったのですが、桐子さまが相変わらず文章を書かれていたことがなんだか希望のようで、とても胸が温かくなりました。
今、育休中で仕事から離れて時間があるので、小説を読むところから文字のリハビリをしていますが、正直これだけの文章を書くことにもひいこらしています。
拙い文章で申し訳ありませんが、あまりにうれしかったので夜のテンションでえいやっと送らせていただきます。

返信(1)

わああ、ななえさま! おひさしぶりです(*´∇`*)
このお手紙をいただくとスマホに通知のメールが届くのですが、
「あっ、どなたかお手紙を書いてくださっている。えっ、ななえさん……ってもしかして、あのななえさま!?」
とびっくりしながら拝見しましたら、ほんとうにななえさまからのお手紙でしたので、さらにびっくり!
わたしのことを思い出してくださっただけでもありがたいことなのに、こうしてNOVELDAYSまでお越しいただき、お手紙まで頂戴して、とってもうれしく思います。
ありがとうございます(*´ω`*)
そして、過分なおことばをいただいて恐縮です。
わたしのほうこそ、充実したキャンパスライフを送られていたななえさまをすごいなと思っておりました。たしか遠方から時間をかけて通学されていたと記憶しております。
文武両道を貫かれ、しかも創作活動と並行してのハードな毎日。そうして夢を叶えられ、希望されていた職種に就職が決まると、潔いほどにきっぱりと創作活動から身を退かれて。あれほどのすばらしい長編大作をお書きになる方が、と正直、惜しむ気持ちもありましたが、ななえさまの、新しくはじまるお仕事への真摯なお心をとても感じました。
ななえさまがお書きになった『かざす花』の主人公・巴ちゃんの凛とした佇まいが、わたしのなかではななえさまのお姿そのものです。

そのななえさまが、お母さんになられたのですね。ご出産おめでとうございます! このご時世ですから、ちいさなお子さんを育てるのはきっとすごく気を遣われるのではないかなと思います。
どうぞ、すこやかに、たくましく、そしてしなやかにすくすくとお育ちになりますように。
なんだか、よくいるお節介な親戚のおばちゃんのような気持ちです(^^;)
まあ、あのななえちゃんが! みたいな(笑)
半分くらい親戚のおばちゃんモードですが、わたしも、こうしてななえさまにお声をかけていただいて、親しく、そして懐かしいお友だちに再会できたようなうれしい気持ちで胸がいっぱいです。
こんなすてきな機会をいただいて、ありがとうございます。
ご多忙だったのですね。読書で文字のリハビリ中とのこと、すてきな読書タイムを過ごされますように。
わたしもほそぼそとですが書き続けておりますので、またいつでもお立ち寄りいただけましたら、うれしいです(*^^*)
温かいおことばの数々、ありがとうございます。
時節柄、どうぞご自愛くださいませ。