チルーの拳 琉球美少女拳士の闘いと恋の物語
19世紀の琉球王国(現在の沖縄県)に実在した、類まれなる美少女でありながら最強・無敵の唐手(トーデ=現在の空手)の使い手であった、”与那嶺の武士”こと与那嶺チルーの物語。 裕福な商家に生まれたチルーは、美しい容姿の少女であったが幼少のころより手組(沖縄相撲の原型)を好み、力比べでは男子でも敵うもの無しの剛腕の持ち主。 そんなチルーの父親の悩みは、このお転婆娘を嫁に貰ってくれる男が居るだろうか・・ということ。 ある日、妹のカミーとふたりで川に涼みに出かけたときに乱暴者に危うく凌辱されそうになったことがきっかけで、トーデの使い手に弟子入りを志願する。美少女拳士・チルーの闘いと恋の物語。
※この作品は史実にヒントを得たフィクションです。時代考証、特に沖縄空手史に関する考証は作者の個人研究に基づくものであり、異説・諸説あると思われますが、物語の進行のため断定的に書き進めておりますのでご了承ねがいます。
目次
完結 全35話
2021年10月27日 19:03 更新
- 第1話 剛力美少女・チルーのこと2021年10月17日
- 第2話 掛け試し(カキダミシ)2021年10月17日
- 第3話 芭蕉の森の恥辱2021年10月17日
- 第4話 大島クルウの唐手2021年10月17日
- 第5話 入門試験2021年10月17日
- 第6話 鶴(チルー)の拳2021年10月18日
- 第7話 泊の宗久親雲上と放蕩息子たち2021年10月18日
- 第8話 百度踏揚(ももどふみあがり)2021年10月18日
- 第9話 真壁チャーンの来訪2021年10月18日
- 第10話 三人目の敵2021年10月18日
- 第11話 松村タンメーの棒2021年10月18日
- 第12話 縁談2021年10月18日
- 第13話 泊での復讐と出会い2021年10月18日
- 第14話 嫁取りチルー2021年10月19日
- 第15話 松村宗棍との初対戦2021年10月19日
- 第16話 カラテの始まり2021年10月19日
- 第17話 嫁取りバトル・ロワイアル2021年10月20日
- 第18話 強敵と馬鹿者と邪恋の男2021年10月20日
- 第19話 熊の手を持つ人殺し2021年10月20日
- 第20話 狂恋の拳鬼2021年10月20日
- 第21話 熊の手 対 虎の手2021年10月20日
- 第22話 秘奥技炸裂する2021年10月22日
- 第23話 一撃必殺2021年10月22日
- 第24話 百姓手(ヒャクショウデ)2021年10月22日
- 第25話 糸満マチューの武術2021年10月22日
- 第26話 女房修行2021年10月22日
- 第27話 ウェーク術と百姓手の極意2021年10月22日
- 第28話 深夜の出来事2021年10月23日
- 第29話 言わなかった言葉2021年10月23日
- 第30話 約束2021年10月24日
- 第31話 チルーの祭り2021年10月24日
- 第32話 必殺技コミュニケーション2021年10月25日
- 第33話 百姓手 対 武士手2021年10月26日
- 第34話 許されざる者2021年10月27日
- 第35話 余談な最終話 祭の後(参考文献リストあり)2021年10月27日
登場人物
登場人物が未設定です
ファンレター
最後まで読ませていただきました。 後日談、まとめがあったことで、この物語の意味あいが強くなりましたね。 少ない資料の中で合理的な空想を…。素晴らしいです。 資料が多いのも大変ですけどね(笑)。 私はなんちゃって黒帯ですが、松濤館流だったので、船越義珍先生のお名前だけはしっかり存じておりました。 道場訓を正座で唱えてましたよ。安里安恒先生はギリギリです。そこに繋がる話を拝読して感無量です。 バックパッカーのお話も少しずつ読ませていただきます。有り難うございました。
富井さん、こんにちは。 29話まで読みました。戦いの様子以外にも心情面の動きがあって、面白いです。 そして、27話のウェークですが、「ベストキッド」のワックスを思い出して懐かしくなりました。 日常の動作が活きる、というのはとても大事なことだと思います。 引き続き読ませていただきます。有り難うございました!
小説情報
チルーの拳 琉球美少女拳士の闘いと恋の物語
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 35話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- 歴史
- タグ
- 空手, 恋愛, 青春, 沖縄, バトル, アクション, 武術, 格闘技
- 総文字数
- 87,337文字
- 公開日
- 2021年10月17日 18:00
- 最終更新日
- 2021年10月27日 19:03
- ファンレター数
- 3