雪の熱

[その他]

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降りしきる雪の中、男は山小屋を訪ねる。中にいた女の正体は――。
※少しだけ改稿しました(20230201記)

目次

完結 全1話

2023年02月01日 13:40 更新

登場人物

登場人物が未設定です

ファンレター

洗礼な描写

とても楽しく拝見させていただきました。 正直に、ラゴスさんの文体に憧れてます。 静謐で簡潔、それでいて力強い。私の理想図です。 大好きです。

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初めまして

初めまして。 読んで感動し、感想をお伝えしたくなりました。不思議で、悲しく綺麗な小説ですね。 遭難者の心が雪と一緒になり、この女性を作り出したのでしょうか? 人間の心が残っていなかったら、男性にあうために南の暑い国へ行かなかったなら、この主人公は永遠の命だったのかなと悲しく思いました。 最後は解釈が難しいです。主人公は男の熱を感じたあと、幸せを感じながら蒸発するか、捨てられるのかなと考えました。そこが一番に気になります。何にしても、女というものの哀しみを思いました。 失礼があったらお許 ... 続きを見る

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熱の力、その出どころ

ラゴスさん、本日は「雪の熱」を拝読しました。 静かに進むストーリーですが、人間の温かさを全身で感じることができるお話だったと思います。 「女」にとってそれがどのような結末であっても、読み手の人間にとっては、温かみを覚える。 儚さと優しさを味わえる作品だと思いました。 有り難うございました。

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「雪の記憶と人間の記憶」という表現がとても好きです。

 拝読しました。  Twitterでのコメントに「どのジャンルにカテゴライズしたらいいのか」と書かれていましたが、読み手がどの角度からこの作品に触れるかでだいぶ印象の変わる作品だと感じます。  読み始めた時のぼくの第一印象は雪女的な話なのかな、でした。  終盤に向けては人魚姫的な話なのかな、となりました。  ラストを読んで、「むむむ」となりました。このラストを儚く美しく、そして残酷に消滅した恋の物語ととらえるか、熱を奪うという女の特性を下地にした延長線上にある「水になっても意識がある(生 ... 続きを見る

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雪のように冷たくても。

自分も冬の世界がテーマの作品を執筆したことがあるので読ませていただきました。 冷たい存在であるからこそ、熱が尊く大切なものである。という事を教えて頂きました。

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熱を奪う、これが本作のキーワードですね

雪山に住む1人の女と、年に一度訪れる男の話。静かな描写と音すら消してしまう雪山の様子が目に浮かぶようです。読んだ感想としては、これはある種のラブストーリーのようにも思えました。また、寄らせて頂きます。ありがとうございます

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小説情報

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
その他
タグ
短編, シュール, ファンタジー
総文字数
4,060文字
公開日
2019年11月02日 15:40
最終更新日
2023年02月01日 13:40
ファンレター数
6