マムシと対峙する瞬間の緊張感、素晴らしかったです！　きっと大自然へのリスペクトが常に心にあるから、銀狼さんにはこんな描写ができるのですね。 主人公と同世代の私としては、親との葛藤のシーンにもかなり共感しました。祖父も父親も、それぞれに全力で歩き切ったと感じている主人公のすがすがしさがまた良かったです。 素晴らしい物語であるだけに、全体が「あらすじ」になってしまっているところがもったいないと感じます。短編なら切り取る場面を選りすぐって、または長編に仕立て上げるのはいかがでしょうか？　他の作品も ... 続きを見る

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ファンレター、失礼しますm(__)m 「虎狼の拳」「魚鬼」「海辺のカール」、そしてこちらの「魔切り」と、四作品続けて読ませて頂きました！ 卓越した文章力とバックボーンの現実的で詳細な記述、硬派で人情味のある人物、生々しい心理描写、大自然や動物へのリスペクト、迫力あるアクション描写……作風は様々ですけど、共通しているのは文章からとても「力」と「生々しさ」を感じることです。 体温と息遣いまで感じる文章に、ただただ感服いたしました。

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