やし酒ハイボール

[その他]

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 語り手倉間鉄山(クラマテツザン)は、ある演歌歌手の応援バスツアーで知り合った“オーナー”に趣味が似ているということで目を掛けてもらうようになる。
 演歌歌手のショーの打ち上げで酒を飲みすぎた鉄山は、演歌歌手がとなりにすわっていたこともあって「自分は演出家みたいなこともやっている」うんぬんとつい口走ってしまう。玄人の演歌歌手はその嘘を軽く受け流していたが、オーナーだけは鉄山の妄言を信じ、後日鉄山に演出に類似した用事を頼んでくる。鉄山は厳しい状況に追い込まれるのだった。

 第一部(その一~その九)
 第二部(その十~その十八)
 第三部(その十九~その二十五)
 第四部(その二十六~その三十五)