幕間座談会 8

文字数 7,984文字

中条:あーしのフリーストレスを返せ
彩風:今度は初っ端中条さんが責めてきましたね
愛美:責めるって……ただあっちこっちに異性交遊の話が飛び交ってるから気に入らないだけ
   でしょ
咲夜:……不純異性交遊じゃないの?
蒼依:咲ちゃん……一緒に廊下に出よう?
優希:不純異性交遊……いやでもせっかくのリードが……急いては事を仕損じるって言う
   言葉もあるし……
佳奈:お兄さん。岡本先輩の事になるといつも真剣やなぁ
優珠:……お兄ちゃん。あんまりハレンチな事ばっかり考えてると、お弁当辞めるわよ
倉本:おい空木。言っとくけど俺はまだ岡本さんを諦めてないからな
彩風:清くん……
咲夜:愛美さんを巡る不純異性交遊の争奪戦!
雪野:その線で話を進めて下さい。その間にワタシは空木先輩を頂きます!
蒼依:咲ちゃん! いつになったら廊下に来るの? 廊下が嫌なら玄関にする?
咲夜:なんであたしだけ?!
実祝:……仕方がない。愛美と防さんを敵にはしたくない
倉本:大体空木の態度も煮え切らないよな。岡本さんがって言って、そこのアホな女子――
   ってもう廊下に出たのか。に告ってもらってるし。
愛美:倉本君……何回言ったら私の友達に優しくしてくれるの? 彩風さんへの優しさも
   合わせて毎回毎回どこへ行くの?
優希:愛美さん。倉本はそう言う奴なんだ。だから倉本の相手をするのは辞めた方が良い
倉本:うわっ! 何て事を言うんだ。大体俺がこの統括会を引っ張ってるんだぞ!
中条:醜い男の争い……ああっ! 聞いてるだけでイライラするっ!
彩風:中条さんの反応するポイントがいつもおかしい
実祝:この統括会。いつもにもまして愛美を任せておけない
巻本:だから大人で包容力もある俺が、岡本の面倒を責任を持って見る!
優珠:おい! そこのロリコン教師。愛美先輩はお兄ちゃんの彼女なの。
   だから余計な事はゆわないで
佳奈:やっぱり優珠ちゃんは、両方とも大好きなんやな
朱寿:(……何か。何かしゃべらないとわたしの存在感が無いんだよ)
慶久:相変わらず暴力女の人気がすげぇ
雪野:やっぱり岡本先輩は暴力に訴える人だったんですね
彩風:これ絶対あの統括会の時の事を根に持ってるよね
優希:だったら彩風さんもそう思うの?
雪野:そんな訳ないじゃないですか。優希先輩にちょっかいを掛けなければ、ワタシは何でも
   良いんですよ
彩風:今、副会長はアタシに聞いたと思うんだけど……
朱寿:愛さん? 我慢しなくても良いんだよ? 愛さんはもっとワガママになっても良いん
   だよ?
実祝:おかしい。同じ言葉なのに、使い方一つでこうもペラペラに……
倉本:岡本さん。俺は岡本さんがどんな性格をしてても、岡本さんの事が好きだからな
中条:あ。劇中で言わずに、こんな幕間で言いやがった。この学校の会長はチキンだな
優珠:……当たり前じゃない。わたしのお兄ちゃんよりカッコいい男子なんてこの学校には
   存在しないわよ
佳奈:ちょっとお兄ちゃんの事好きすぎやね
雪野:そんなの当たり前じゃないですか。大体岡本先輩に自分一人じゃ告白できないからって、
   ワタシに――
彩風:――ちょ! ちょぉーっとすとーっぷ。それ以上は大変なネタバレになるからダメだって
雪野:なんですか? 会長に相手してもらえないからって、こっちに八つ当たりですか?
慶久:すげぇ。なんか無理矢理こじつけてるんじゃね?
雪野:大体会長以外みなさん、勇気をもって告白してるのに、会長だけしてないじゃない
   ですか。好きだって言葉だけのチキンな人の事、ラノベ一般の界隈ではヘタレ主人公
   って言うらしいですよ
倉本:……おれ。統括会。頑張ってるよな?
愛美:はいはい。倉本君は頑張ってるけれど、全然回り見えてないよね~
優希:そうだな。それで教頭からもボロンチョンに言われたんだよな
実祝:ボロンチョンって……どんな言葉?
蒼依:だから、男らしくない会長さんも、男らしさを勘違いしてる男子も、蒼依はみんなお断り
慶久:……蒼依さん。俺は男らしくないですか?
蒼依:慶久君はお姉ちゃんを困らせすぎ
実祝:愛美を困らせるのは、たとえ身内でも駄目
朱寿:そうなんだよ。弟クンには前科が多すぎて、ゴミ箱にポイで良いんだよ
慶久:出たよ。こいつ最後までだよだよ言うつもりなのかよ
愛美:慶? お姉ちゃん今までに何回も言ってるけれど、何で優しくしないの?
中条:愛先輩。この登場人物の男子みんなパッとしないんだから、何を言っても無駄ですって
朱寿:なんて事言うんだよ。空木くんの事はこれから様子見なんだけど、ナオくんはとっても
   素晴らしい男の人なんだよ
愛美:え? ちょっと朱先輩? その話は私と朱先輩だけの秘密なんじゃ?
蒼依:ついに! 愛ちゃんを誑かす最大の敵が失策をしてくれたんだね
実祝:防さん?
慶久:そうです蒼依さん! もっとあの怖い女に言ってやってください!
愛美:なっさけない。慶、男なのに、自分で意見もロクに言えないの?
優珠:(……何よ。あんな魔女の肩ばっかり持って)
佳奈:相変わらず難儀な事になってんなぁ
朱寿:わたしと愛さんだけの秘密は他にもたくさんあるんだよ。それに誰もナオくん事は
   知らないんだよ
愛美:いやまあそうですけれど……でも私は、朱先輩との秘密が一つ減って寂しいです
朱寿:――っ!!
蒼依:愛ちゃんは……蒼依って言う親友がいながらっ!
実祝:ちょっと防さん。声に出てる
彩風:なんか冬ちゃんと同じ事になってるね
雪野:冬ちゃん……なんだか最近そう呼ばれて無い気がします
中条:やっぱり男子がいなければイライラもストレスも文字通り半減する……
優希:愛美さんが寂しいなら、僕がいつでも近くにいるから
愛美:優希君……
倉本:やっぱりこうなるんじゃないかっ! くっそ!
蒼依:(もう変な事になるなら、この形が一番いい)
慶久:……俺はチキン……俺は情けない……
佳奈:なんか弟さんが不憫やなぁ
優珠:良いのよ。どうせどこかの女の気でも惹こうって事なんでしょ。昨今の男はだらしが
   ないから、佳奈はあんなのに引っかかったらダメよ
巻本:岡本の弟だったか、俺と仲良くしような
女子:(……下心が最低ー)

咲夜:……なんか面白い所で廊下に立たされてた気がするんですが
愛美:咲夜さん反省した?
蒼依:多分反省してないよ。さっきからドアに耳貼り付けて聞き耳を立ててたし
咲夜:ちょ! 蒼依さん?!
愛美:……咲夜さん。汚した所、ちゃんと綺麗にして来てね
実祝:愛美が鬼畜に
愛美:何か言った? 実祝さん
実祝:……何でもない
朱寿:それで愛さん。わたしは愛さんの隣でも良い?
蒼依:(……ムカッ)
咲夜:ひっ?!?!
中条:やっぱり女のバトルはこうでないと
彩風:分かった。中条さんは同性愛者!
雪野:いや違うんじゃないですか? ただ男の人に浮気されまくって男嫌いが進化しただけ
   だと思うんですが
優珠:男なんてお兄ちゃん以外、みんなサルなんだからそんなの当たり前じゃない
佳奈:相変わらずやなぁ。これ、優珠ちゃんに彼氏が出来たらどないなるんやろ
優希:……優珠? 男が出来たら僕がしっかり面接するから、ちゃんと紹介して欲しい
咲夜:?! まさかっ! 副会長って……
優珠:何ゆってるのよ。わたしの目に叶う男なんているわけないじゃない
朱寿:(ま! まさか! この憎い妹さんはブラコンだったんだよ!)
中条:兄妹で不純異性交遊……
佳奈:(この人、同い年なはずやのに、エライおもろい考え方すんなぁ)
実祝:世界が違う……咲夜?
咲夜:めくるめく禁断の恋愛……その邪魔をするのはどこの男子なのかっ!
雪野:ちょっと先輩汚いです。まずは血を拭いて下さいっ!
愛美:咲夜さん……廊下に立っただけじゃ懲りていなかった?
蒼依:だから玄関口でないと駄目だって言ったのに
彩風:でもそれだと、いくらアホな先輩でも可愛そうですよ
咲夜:みんなしてアホアホって……あたしの方が先輩なんだぞ!
雪野:じゃあ先輩らしく頼りになるところを、主に勉強で見せて下さい
朱寿:勉強ではそんなの測れないんだよ
咲夜:お姉さん!!
朱寿:勉強で見るまでもなく、普段の言動と、二つ前の座談会の時に、自分で頭は良くない
   って認めてるんだよ
彩風:すごいですね。この上げてから落とす鮮やかな会話運び
優珠:だから魔女は嫌いなのよ
佳奈:あの先輩さんって、岡本先輩の大切な人なんやろ? やったら仲ようしとった方が
   ええんとちゃうの?
愛美:じゃあ朱先輩は今回も私の隣へお願いしますね
朱寿:――! もちろんなんだよ
咲夜:……
愛美:それから、蒼ちゃんも。反対側にどうぞ
蒼依:ありがとう愛ちゃん。やっぱりさすがは親友だね

倉本:……俺たち存在感無くないか?
優希:まあな。でも僕はまだ本編で色々愛美さんと仲良くさせてもらってるし
慶久:俺なんてねーちゃんと喧嘩してからほとんど出番ねーよ
巻本:でもなんだかんだ言って、岡本と一緒に暮らしてるんだろ? だったら色々ハプニングも
   あるんじゃないのか?
倉本:ハプニング……
優希:おい。愛美さんで何を想像した?
倉本:うっせーな。俺が何を想像しても関係ないだろ。それを言うならこの弟に言えよ
慶久:俺に言っても、何かを期待しても、家でのねーちゃんものすごくガードが堅いから、
   何もねぇぞ?
巻本:そうなのか? 風呂とか、トイレとかうっかりとかないのか?
慶久:ある訳ねーだろ。実は先生、アニメの見過ぎなんじゃねーの?
倉本:そうなのか? そう言うのってないのか?
慶久:他の家の事は知らねーけど、ねーちゃん毎回忘れずに鍵かけたりするから、そう言うのは
   一回もないぞ?
巻本:そうか……それはそれで熱いな
優希:おいそこの教師。今の会話、教頭先生に統括会交渉の時に言うからな
倉本:おい空木! こう言うのは男同士で共有する情報じゃないのか?
優希:愛美さんを他の男と共有するつもりは無い!
慶久:それよりもセンコー。センコーの学校に蒼依さんを含めたスリーサイズのデータって
   ないのかよ!
男子:?!
巻本:あるけど、俺は見られんぞ? そう言うのは養護教諭が全部取り仕切ってるからな
慶久:あるのかよ!
巻本:ああ。何でも作者が初めの頃に全ての設定を作ってるらしい
倉本:……って言う事は全員分並べたら、作者の趣味も分かるのか?
優希:いや。作者の趣味を知りたいってどんな趣味だよ
巻本:いやまあ、でもスリーサイズだけでもすごくよく調べて設定組んであるって聞いてるぞ?
慶久:スリーサイズの設定って、どんなだよ……
巻本:まあ詳しくは言わないけど、他にもかなり細かい設定まで作り込んであるぞ?
優希:彼女の分……愛美さんの分だけでも見せてはもらえませんか?
倉本:あ! おい! なに自分だけ抜け駆けしてるんだ!
優希:抜け駆けって……じゃあ倉本は幼馴染の彩風さんのを見てればいいじゃないか
慶久:……俺はあの生意気なねーちゃんをぎゃふんって言わせたいからねーちゃんのが知りたい
巻本:あれ? 岡本の弟は防にぞっこんだって聞いてたんだが、防のは良いのか?
慶久:蒼依さんは良いんです。数字を見なくてもあのボディを見たらわかりますんで。
   それに蒼依さんには俺から正々堂々と正面切って聞きますから
巻本:……なんかカッコ良いな。やっぱり男なら正々堂々とってか?
倉本:じゃあ先生だけ見なければ良いじゃないですか
優希:……僕も愛美さんに聞いてみようかな? 寝起きなら天然だし教えてくれるかな……
巻本:……これで正面切って聞いてみる派が二人と、こっそり見る派が二人か……
慶久:別れたな……これ、ねーちゃんがいつも言ってる腹黒って言う先生に、頼み込んだら
   教えてくれるかもしれないって事か?
優希:そうだけど、あの先生……男子からはそこそこ人気あるから、並の男子が色目使った
   ところで、中々口は割らないと思うよ
倉本:……よくそこまで知ってるんだな
優希:ちょっと訳ありでね
巻本:この事、岡本に言って破局に追い込んだら――
優希:――この会話全体を、教頭先生に聞いてもらいますよ
倉本:それは……ボイスレコーダー?!
巻本:……(この彼氏候補がウゼェ……成績操作で落としたら……)
優希:ちなみに統括会なので、成績をどうこうしようとしても、役員特例を使って調査くらいは
   しますよ
倉本:そんな権限あったか?
優希:生徒の為だったら動けるじゃないか
慶久:実はねーちゃん、かなりの上玉を男に出来たのか?
巻本:……じゃあせめてその訳を言ってもらおうか。でないと説得力ないぞ?

優珠:……ちょっとお兄ちゃん。さっきから聞いてたら、なんてハレンチな会話をしてるのよ
男子:(――?! き! 聞かれてた?!)
愛美:優希君。スリーサイズとか聞こえたんだけれど、どう言う事?
蒼依:……慶久君。悪いけど、そう言う人とは蒼依、何回もお付き合い出来ないって言ってた
   よね……ごめんね
朱寿:空木くんは信用出来ると思ったのに……最低なんだよ。そう言うのはもっともっと仲良く
   なってからなんだよ
倉本:仲良くなったらお姉さんのスリーサイズも教えてくれるんですか?!
彩風:……
雪野:ワタシたちの会長がこんな情けないなんて……ワタシ統括会辞めます!
優希:そんなそこだけモジらなくてもっ!
愛美:ちょっと優希君? さっきから私の話、聞いてくれてないで雪野さんの相手をするの?
咲夜:(……あたしだったら彼女にしてくれたら教えるなんて言える雰囲気じゃないね)
佳奈:お兄さん。そう言うのは聞いたらあかんねんで。
実祝:大体、数字だけを知って何するのか不明。数字なんてただの飾り
彩風:飾りって……まあ数字なんて毎回増えたり減ったりするから、飾りと言えば飾りなんで
   しょうけど
愛美:違うんだよ。実祝さんは元々文系科目に強いから、理系の入る数字はあんまり好きじゃ
   ないんだよ
雪野:理系って、数字って……じゃあこの学校の数学の成績はどうなんですか?
実祝:苦手でも、偏差値65は何とかキープしてる
咲夜:え゛……苦手で偏差値65……だと?
朱寿:そこの男子のみんな、良かったんだよ。ちゃんと女子の数字を知れて満足できたはず
   なんだよ
蒼依:すごい。スリーサイズが偏差値の数字に置き換わってる
優珠:はぁ? 65程度で何ゆってんの? わたし、基本70切った事無いわよ
佳奈:優珠ちゃんの頭の構造は他の人とは違うからなぁ
優希:優珠はお兄ちゃんより頭良いもんな
倉本:俺でもオール70は厳しいのに
愛美:じゃあ来年は、彩風さんと雪野さんと優珠希ちゃんで統括会よろしくね
二年:――?!
中条:それよりも、このどうしようもない男子たちの数字の件は良いんですか?
男子:(せっかく話を逸らせると思ったのに!)
優希:愛美さんごめん! でも僕は愛美さんの事は何でも知りたいんだ。だから愛美さん以外の
   スリーサイズ以外は興味がないんだ
倉本:あ! こいつ! どさくさに紛れて押すつもりなんだな!
慶久:蒼依さんすみません。男って好きな女の前ではどうしてもバカになるんです。でも蒼依
   さんが嫌なら今後は数字も気にしません!
巻本:俺は初めから止めてたし、ただ作者がそう言う設定も初めから作ってるって言っただけ
   だからな
優珠:なに自分だけは関係ないみたいな事をゆってるのよ。ロリコン教師
中条:そうです! 男は女の体にしか興味がないんですから、そこら辺の本とかビデオで済ま
   してください。画面の中の女なら浮気にはなりませんから
彩風:中条さん……どんな浮気のされ方したらそこまで思考が偏るの?!
雪野:空木先輩が、どうしても知りたいとおっしゃるなら、ワタシのサイズを全て言いますよ
咲夜:あ?! それあたしが言おうとしてたのに!
愛美:ちょっと咲夜さん? 今のはどう言う事? 優希君に咲夜さんのスリーサイズを教えて
   何しようとしたの?
咲夜:……
実祝:咲夜は学習しない
優珠:まあそこのオンナは、バカ騒ぎするしか脳がないのよ
佳奈:そこまで言わんでも……
慶久:(すげぇ……誰もこの阿保な先輩のフォローしねぇ)
優希:ちょっと雪野さんも。そう言う事は言わなくて良いから!
蒼依:空木君にはちょっと反省してもらわないと駄目かな
朱寿;ちょっとなんて駄目なんだよ。愛さんとのアレコレの先延ばしを作者に進言するんだよ
男子:(――なっ?! そんな事したらっ!)
優珠:それ良いわね。そうしたらお兄ちゃんもこのハレンチ女の事を考え直すでしょ
佳奈:優珠ちゃん。お兄さん取られたくない気持ちダダ洩れになってんで!
愛美:そうだね。結局優希君も私より、数字の方が好きみたいだし、私じゃなくて数字と
   お付き合いした方が良いかも知れないね
優希:そんな?!
中条:愛先輩! よく言ってくれました! それでこそあーしらの先輩です!
実祝:そして誰も、咲夜の数字を気にしない男子だった
咲夜:そのナレーション。いる?

中条:と言う事でそろそろ今回の座談会も終盤ですが、御覧の通り男共らのお手付きでここから
   先、副会長の進展が少し遅くなります
彩風:相変わらず男子の事になると、ものの言い方がおかしい
雪野:ワタシを選べばいつでもすぐに何でも教えるんですが
優珠:そんなハレンチ女にお兄ちゃんがなびく訳ないじゃない
佳奈:それでも岡本先輩のスリーサイズには心揺れとったみたいやけどな
実祝:男子の性。不潔
咲夜:(あたしだって、男子のアレコレ知りたいって言うのは……やっぱり駄目な気がする)
倉本:ま。まあ、これはあくまで座談会だから、本編とは無関係って事で
優希:必死だけど全くの無関係でもないからな
慶久:まあ漫画やアニメなんかであるような、ばったり展開はウチのねーちゃんに限っては
   無いから、そこの期待には多分応えられないと思うぞ
巻本:でも何かの拍子ってあるかもしれないじゃないか
蒼依:先生……蒼依がもう一回先生にビンタしましょうか?
朱寿:こんな先生に触れる必要は無いんだよ。愛さんの数字も教える必要なんてないんだよ
愛美:そうですね。それにせっかくの夏休みなのに、この座談会の男子のせいで、今後の進展に
   暗雲が漂ってますもんね
優希:(のぉぉ!)
佳奈:お兄さん。岡本先輩の事になったら、ホンマに分かりやすいな
優珠:……愛美先輩相手だけなら、わたしも何も言わないわよ
雪野:……やっぱりこの妹を落とすしかありませんね
彩風:……
中条:この男子の不潔さよ……
蒼依:愛ちゃんの事は蒼依が守るからね
朱寿:(ほんっとうにこの親友さんが邪魔なんだよ)
実祝:咲夜の数字はあたしが守る
咲夜:……誰も気にも知りたがってもくれないのに?

中条:と言う事で今後の展望ですが……
彩風:次回からしばらく閑話に入ります
佳奈:番外編言う事は一休みかいな
優珠:一休みってゆっても、123話~133話で中2話を抜いた全9話もあるわよ
咲夜:夏休みの閑話……ひと夏のアバンチュールっ!
実祝:咲夜おかしい。この男子たちのせいでそれは無くなった
雪野:夏休みって事は、岡本先輩に内密で優希先輩をここで誘えば……
倉本:俺がここで岡本さんを押しまくれば……
蒼依:それは無いよ。愛ちゃんの事は蒼依が守るから
慶久:蒼依さんが俺んちに来てくれたら……そのためにねーちゃんに優しくして……
朱寿:……そんなにうまく計算通りにはいかせないんだよ
巻本:結局学校に行けば俺がいるから、一番安泰かもな
愛美:夏休みの間に、優希君と……

男子:と言う事で閑話ですが色々思惑は絡みます
女子:とは言ってもこの閑話は恋愛色が少し強くなりますが
男子:中二話に関しては、本編と同じ扱いをしますので
女子:長い目で追いかけて頂けると嬉しく思います

全員:それでは閑話 夏休み編の始まりです!


ナオ:……結局俺の出番はまだなしか
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