第60話 2月28日 遅めのランチ

文字数 1,103文字

午前5時30分頃。

「…う、うぅ…、おしっこ。」

尿意で目が覚める。

ジジイかよ!!!!

そしてもう一度夢の国へ。

午前7時24分、起床。

昨晩は英会話教室のテストやら何やらが面白かったのだが、
15分から30分程度で済むところ、結句1時間もかかってしまった。

そこからこれを書き、あっついシャワーを浴びてから
至福の一杯。
この時すでに22時近かった。

でもまあ、と、日課の映画鑑賞を行うも、
…詰まらない。
期待していただけに参った…。

レンタルしたものだが、
金よりも何よりも一番大事なのモノは時間だ。
早々に映画を消し、…何やってたんだっけ。

ああ、一杯やりながら次に観る(レンタルする)
映画を調べていたんだ。

そして程よい頃合いに一服。
案の定クラックラ。
よし、今日はここまでぇええええええ!!!

この時すでに0時を回っており、
徐々にだが睡魔の愛撫が始まる。

私は歯を磨き、床に就いた。

う~ん、何とも煮え切らない昨晩であったが、
まあ英会話教室の件、色々と吹っ切れてきた件なぞ、
総体的に見れば重畳であろう。

そしていつものルーティーンからの出社。
特に問題もなければ、残念なことに美人さんにも逢わない。

…おい、周りもお前のことただのオッサンくれぇにしか思ってねぇからな。
…あんまし失礼なことばかり言うなよ。

あいあい、冗談ですよぉ~。

そして会社へ到着。

本日はメンテナンスなので、
私のスマホで検証。
所謂実機確認、というやつで、
メンテナンス中、プレイヤーはゲーム内から強制的に追い出される。

その間、現場の人間が特殊な環境下でもって、
一足先に問題がないかチェックを行うのだが…

反省はしていない。
憤慨し、つい色々と声に出してしまった。

まあ今回、私は担当しておらず、他の人間が制作の指揮をとったのだ。

「手前ぇ素人か!!!学生じゃねぇんだぞ?
 これでお客様満足させられると思ってんのかよ!!!!」

とまでは言わず、胸中で呪詛を繰り返す。

結論から言おう。
トラブってメンテ時間延長だぁああああああああああああああ!!!!

…だのに、誰も反省する気配もなく、他人事であちらこちらでは笑い声…。

楽しみにしていたプレイヤーだって少なくはないはずなのに。

そもそも、まあいっか、くらいに考えてくれているであろう、
プレイヤーの善意に胡坐をかいてはいけないはずだのに。

まあ、今は大人しく爪を研いでおこうか。
絶対に私は、その先に進んで見せる。
が、まずは目の前のトラブルを解決だな。

といった感じの遅い昼飯であった。
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