24日 疲れたら、エッセイがいい

文字数 717文字

 小説とエッセイの違いは何か?
 小説は『筋に従う』
 エッセイは『筋を作る』
 この違いがあるので、ストレスを受けるのは断然小説なのね。

 たまにプロット作っても筋書き通りにいかないという人がいるが、それはプロットの立て方が『理想』寄りだから。
 人には性格というものがある。
 書こうとしている通りに書ける人もいれば、書こうとしている通りにならない人もいる。
 後者は割と自分勝手な性格の人が多い。
 そして後ろから考えないから、物語はズレていく。

 結果が大切なのね。
 ズレる人はむしろ、絶対ズレすので細かく立てる必要はないの。
 結果(ラスト)と最初だけプロットを作ればいい。
 どんなルートを辿ってもいいので、自分の決めたラストへ辿り着けばいいの。
 そしてこのタイプはメモを取るべき。
 自分が書いた重要な伏線や設定など。
 小説を書きながら、メモしていく。そうすれば、前にどう書いたのか探さなくて済むし、おかしくなることもない。

 プロット通りに書けるけれど時々ミスをする。
 それならば、ミスは伏線にすればいい。

 自作の『君を探して』は数か所ミスっており、それ自体を伏線としてエピソードを増やしている。直さなくても伏線にして回収してしまえば良いのだ。

 プロットを立てられないことを威張る人は好きではない。
 最近は簡単にプロットを立てられるツールなどがあるので、そちらを活用するのも良いだろう。因みに、向き不向きはある。細かく立てるのが向いている人もいれば、名前だけで充分と言う人もいる。
 ただ、登場人物任せはお奨めしない。何書いても同じになるので。
 いつもと違うことをさせることで、全く違う話が産まれるもの。
 流れに身を任せたら面白くなるは大間違い。
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