第6話 願いが叶う時?
文字数 638文字
そろそろ眠る時間なので、男女は別々の部屋にいた。
――と、男たちが恋バナをしているとノックの音。
なんであれ、断る理由はなかったので梅辰は応じる。
そうして女子の部屋に連れて行かれ、
眠っている千代見を前にして、蘭は語り出す。
旅行の発端者であり、宿泊場所の提供もしただけあって笑えなかった。
言い捨て、梅辰は逃げ出したのだった。