第19話 ビリヤードでもビリか
文字数 550文字
最近、花粉がひどくて絶望的な気持ちなのだが、なんとか生きられている。何故生きていられるか?そう、まさしく、ビリヤードのおかげである。
友人(兼先輩)と共に週一回くらいで繰り出すのだが、マスク&ソーシャルディスタンスを保つことができ、コロナ禍でもオススメのスポーツだ。
有名なルールだと「9ボール」と「8ボール」がある。 9ボールは1から9まで順にボールを落として行き、9を落とした方が勝利だ。もっと詳しく説明する必要があるのだが、説明に疲れたのであとは、ググってみて欲しい。
個人的には「8ボール」がオススメである。15個のボールを使って、片方は1〜7のボールを、もう片方は9〜15のボールを落としていく。そして、自分のボールを全て落とした方が8のボールを落とす権利を得て、8を落とした方が勝利である。
今回は一進一退の攻防を繰り広げ、4勝5敗で私の敗北に終わった。悔しい。
しかし自分の思った通りに、狙ったボールを落とした時の快感は、いつかのオリンピックでの北島康介さんのあの名言を言ってしまいそうな気分になる。
逆に適当に打って、たまたま勝利ボールが入ってしまった時の申し訳なさは、賞味期限を誤魔化して売っていたお菓子会社が、事実がバレて渋々行った記者会見くらいに気まずい。
ビリヤード仲間を絶賛募集中である。