カラオケ圧勝論

文字数 511文字

 カラオケに来ている。

 コロナ事情のカラオケ店は、平日に学生しか賑わうことがない。私は歌も好きだが、カラオケというよりカラオケの部屋が好きだ。
 対してカフェが嫌いだ。カラオケは個室空間だ。カフェは共同空間だ。カフェは珈琲1杯飲み終えたら何をするというのだろうか。割り増しのパンや、ケーキを食べる。コロナ禍でお喋り禁止の喫茶店は完全自分空間でしか楽しめない。というより楽しめないし、グダりと(くつろ)ぐことも出来ない。カラオケで眠ることはしないが、横になることは出来る。カフェに一体何のメリットがあるか。見当がつかない。

 とはいえ、カラオケに行くと8時間でもずっと歌ってるという強者もいるが、私は2~3時間で力尽きる。

 勿論、カフェに比べれば割り増しと思うかもしれない。しかし、フリータイムでドリンクバーは何と(みやび)であることか。500円程でソフトドリンク飲み放題である。いとおかし。

 珈琲店は革命的に人気を上げているが、私は絶対にカラオケだ。カラオケの圧勝だ。因みに、ピザと寿司ならピザが圧勝だ。100対0でカラオケと、ピザの圧勝だ。

では、これはどうか。
カラオケルームにピザ屋のピザを配達してもらうという、歴史的快挙。

つまみ出される。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み