(三)

文字数 229文字

 酒田はこの警察を名乗る男に保護された。そしてティムは逮捕された。隊員たちはすぐに撤退していった。上腕の星条旗を見た警察の男性は「アメさんか……」と呟いた後、指で立ち去るように指示しし解放されたのだ。
 警察の車に乗せられたティムは、しばらく取調室に放って置かれた。ドアを開けて立ち去ろうとしたが、外から鍵がかかっていた。時計を見ると一時間ほど経っていた。そしてさっきの男性が「あんた、米軍の関係者なんだって? 何で早く言わないの」と言いながら現れた。

(続く)
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