人形の家

エピソード文字数 233文字

 ああ、きみはとっても美しい。でも、それだけじゃ駄目だよ。美人は三日で飽きる――日本のことわざを本で読んだことがあるんだ。きみをバラバラにしちゃってごめんよ。頭部、胴体、両腕、両脚、手、足、すべてが愛おしい。さあ、ボクの生命を宿そうか? まずは、この汗ばんだ臭い靴下をきみに履かせるとしよう。きみはまるで球体関節人形キッドのようだ。ボクにとって……ボクだけの……世界でたったひとつだけの人形。置き場所と陳列方法に困りつつある。「DIYで部屋を増築しなくちゃ。えへっ」
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