人間五十年

文字数 814文字

ようやく信長の人間五十年の舞が踊れる年齢になった。
と、思ったら信長は48歳没だったことを知る。
信長、今の私より若くして本能寺だったのか。
それは無念だったろう。

私。50歳。家族はあと1人と2匹。
少し年下の夫と兄弟猫2匹。
兄弟猫は保護猫で、2年前うちに来た。
仕事は事務職。現在完全テレワーク。

「もう人生の折り返し過ぎてんだぜ?時間ねえそ。どうにもならない事考えるなら、やりたい事好きな事考えたほういいだろ?」

先週、夫が言った納得の言葉。

1年半ほど前。
あるきっかけで気持ちのバランスが崩れた。
酷くはない、なんとか大丈夫、と思っているが
反芻、自分はダメだ…の自己否定、完璧志向の
波はある。
(自分で決められない時期もあった)

気になる事を無理に止めない方がいい時もあるが、反芻は思考パターンでひたすら考えてしまう。ネガティブな考えをただループする為、出口のない辛さがある。
ようやく自分自身でそれが見えてきた。

そして、さっきの旦那の言葉である。
没頭できる何か…で、このノベルデイズに行き着いた。

文章書くのは好きで、得意なほう。
読書感想文は割と表彰された。
オモシロメールがいいねと褒められた。
恥ずかしいくらいの、ごまんといる感満載の自分だが、
エッセイ賞の公募を見つけ、書き始めてみようと思った。

人生100歳時代になりつつあるが、
おそらく、50歳の私は確実に折り返し地点は過ぎている。
時間は思うほどない。

気負わず、感じた事を書いてみようと思う。

正直、気負って書き出すまでに時間がかかってしまった。
気負いは、「結構自分イケるんじゃね?」という妄想から来るものだ。

でもまあ、ずっと自己否定ばかりで自己肯定が出来ていないので、少しくらいの妄想は良しとした。

あとは、稚拙でもどんどん書いていくこととしよう。
軽めの推敲。それがいい。
さて、続けられるかな。
少しワクワクしている。

そして、旦那よありがとう。
チミの言葉をそのままタイトルにしたよ。
悪くないと思う。
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