Part2
文字数 884文字
そして、ある日。ついに王女様は達しました。
内股の奥の方からジンジンくるような衝撃。それまではただジンワリと気持ち良いというぐらいのものでしたが、それは劇的な感覚でした。
「天にも昇るような心地」という表現がありますが、実際に味わってみなければそれがどういうものだかはわからぬものです。
「天にも昇るような心地」という表現がありますが、実際に味わってみなければそれがどういうものだかはわからぬものです。
至福でした。
もの凄い勢いで身体が宙へと飛び立つかのような。まさしく昇天の境地だったのです。
もの凄い勢いで身体が宙へと飛び立つかのような。まさしく昇天の境地だったのです。
気づけば周りには海もなく、島もなく、空さえなく、ただただ果てしなく、上も下も眩い星の光に囲まれた場所で王女さまはフワフワと漂っておりました。
自分を慰め、慰め抜いた果てにある世界……?
星から追放されたジョナさんのことをふと思い出し、王女さまはそう呟きました。
その通りですよ。
突然、ふわりとした声が聞こえました。
見れば王女さまの周りには輝く女の人たちが浮かんいるではありませんか。
幾人も、幾人も。
見れば王女さまの周りには輝く女の人たちが浮かんいるではありませんか。
幾人も、幾人も。
問いかけようとして、王女様は気づきました。
女の人たちは皆、一斉にニッコリと微笑みました。
それだけで充分でした。
それだけで充分でした。
いつの間にか王女さまの体も光を放っておりました。
そして、透き通って見えるほど輝くその手と手をお互いにつないで……次なるオナニーが始まったのです。
そして、透き通って見えるほど輝くその手と手をお互いにつないで……次なるオナニーが始まったのです。
そこは来る日も来る日も自分を慰めることに明け暮れたオナニーの追求者たちだけが到達できる楽園だったのです。
過去や未来、そして現在のありとあらゆる時空からイッたりカミングして到達した王女さま……はぐれ王女さまたちの世界でした。
過去や未来、そして現在のありとあらゆる時空からイッたりカミングして到達した王女さま……はぐれ王女さまたちの世界でした。