1.最低限、これを指定してもらえないと描けない
どういったイラストを依頼したいのかにもよるのですが、
例えば自分の書いた物語の表紙を依頼したい!と思った場合、作品またはあらすじは最低限必要です。
それが音楽CDジャケットだった場合、音源またはどういったジャンルの音楽なのか、アプリゲームのイラストだったら企画書とあらすじなどなど、どういったジャンルの作品であるか、を理解する必要があります。
それによって絵のタッチのイメージも固まってきます。
絵師が一番最初にするお仕事はイラストのヴィジュアルイメージを頭の中に思い描く事なので、
「表紙お願いします!」よりも「転生ハーレムもののラノベ表紙お願いします!」の方がイメージが湧きやすですよね。
できれば、どのキャラクターや何のモチーフを何体入れるのかも、指定または相談して頂けるとたすかりますね。
それがキャラクターデザインだった場合は
性別、体格、おおよその年齢、性格
が最低限あれば大事かなぁと思います。
どこまで指定して良いか分からない、絵師のタッチを尊重したい
と思ってくださる方が結構多いので、ありがたい事なのですが
あまりにも指定しなさ過ぎると、今度は思ったものと違うものが出てきてリテイクが発生してしまう恐れがあります。
これは眼鏡キャラ!あおり構図は外せない!など、希望があれば遠慮なく伝えたほうが良いです。
その希望を踏まえた上で、絵師のタッチで表現すてくれるはずです。
勿論ですが、縦横サイズと解像度も指定してくださいね。
分からなかったら絵師に使用用途を伝えて相談してください。
2.意外と忘れられがちだけれど、できれば指定があるとありがたい
キャタクターの性格です!
ヴィジュアルに性格は関係ないと思われる方もいらっしゃるのかもしれませんが、関係ありありです!
特にキャタクターのポーズに大きな影響を与えるので、遠慮なく創作キャラクターについて暑く語って伝えてください。
できれば、そのキャラクターの職業や暮らし、過去など、取り巻く環境も教えて頂ければありがたいですね。
3.可能ならば、こういう指定の仕方はやめてほしい
否定的な指定の仕方は避けた方が、より理解と信頼につながると思います。
「背は高くない」よりも「小柄である」
「添付の参考画像の○○部分が不自然なのでそうじゃない雰囲気にして欲しい」よりも「添付の参考画像の○○部分が好きなのでイラストに取り入れて欲しい」
「露出が多い絵が好きじゃないので、その路線じゃないタッチにして欲しい」よりも「お上品にキッチリ洋服を着ている、比較的写実的なキャラクターイラストが欲しい」
って感じで「これはダメ」と指示書を書くのではなくて「こうして欲しい」と言う風に指示していただけると、分かりやすいです。
気分的にも、否定系よりも公定系の文を見る方が、気持ち良いですし、その人を信用しますしね。
後、指定とはちょっと違うのですが、書籍作品で
「本文を渡すので、そこからイメージして表紙を描いて欲しい」
と言う、依頼の仕方は大変危険です!
読者って作者さんが思っているほど作品の理解はしてくれないんですよね。
作者さんのイメージと大きく違った物が上がってしまう可能性があるので、本文に付け加えてあらすじ、作品イメージなんかも伝えておくと良いと思います~