第13話

文字数 732文字

「マジでかい」
 
ユウヤはあたしの胸を乱暴に()んだ。

「痛いっ」

あたしはユウヤの腕を動かそうとする。けれども、何の効果もなかった。ユウヤは自分の揉みたいように、揉んだ。そうしながら、あたしをベッドのうえに倒した。

「Eカップくらいか?」

ユウヤは、あたしのシャツを(めく)りあげた。肌が空気に触れる。

「おおっ」

ユウヤは、あたしの両手を押さえ付け、胸を眺め下ろした。

「すげえ」

ユウヤはブラジャーの谷間に顔を埋め、胸の丸みに頬擦(ほおず)りをした。ユウヤはそこで匂いを嗅ぐように息を吸い込み、(うめ)くように声をあげた。

「すげー白い。ほら、ここ血管が透けてるよ」

ユウヤは、ブラジャーに(おお)われていない乳房の部分を、人差指でなぞった。

「お願い、やめて」

「怜佳はきれいなんだから、やめるわけないだろ」

ユウヤはブラジャーに手をかけた。その目は瞬きをしていなかった。

ユウヤはブラジャーを手前に引き、そのままあたしの首のほうへずらした。体にブラジャーが食い込むようで、痛かった。

あたしの両方の乳房は、弾むように揺れ、(あらわ)にされた。ユウヤが息を呑むのが分かった。

「すごいピンク……」

ユウヤはあたしの乳輪を、指で触った。あたしは手で胸を隠した。

「見せろよっ」

あたしの手はすぐにどけられた。

ユウヤは手の平を大きく開き、あたしの左の乳房を、いっぱいに(つか)んだ。乳房に、ユウヤの手の大きさと熱さとを感じた。
 
「こんなおっぱいがあるんだな」

ユウヤは乳首を舐め回した。乳首が立つと、それを舌で弾いた。乳房を舌で揺らすように刺激し、舐めた。舌の()っていない乳房は、乳首を指で挟まれながら、揉まれた。

ユウヤは鼻息が荒くなり、動作が乱暴になった。あたしの服を破くような勢いで()ぎ取った。スカートは脱がされず、パンティだけが取られた。
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