12:「ウンディーネの木」と島の歴史
文字数 924文字
ショコラちゃんがゴンドラを降りて、民家のドアをノックする。
出てきたお姉さんにスイーツの箱を渡し、ぺこりと一礼。お金を受け取り、戻ってくる。
なるほど、そういうことか。なんか、ショコラちゃんの対応って、事務的って感じ。笑顔もちょっとぎこちない。
ショコラちゃんは知らない人と話したり、笑ったりするのが苦手なのかな。
だから、私のことが羨ましいって言ったんだ。
あれ? 羨ましいとは言ってなかったかな?
とにかく。ショコラちゃんの笑顔を自然に引き出せるようになりたいなあ。それができれば、きっと仲良くもなれるはず。
それに、早く心を開かせてあげないと、私と一緒にいて疲れちゃうだろうし。それって、辛いことだよね。
何について話そうかな?
※ゲーム版では以下の4つの選択肢を選び、会話を進めていくことができます。このノベル版では選択肢を1つだけ表記します。
この島ってスイーツのお店多いね?
ショーコちゃんってどんなスイーツが好きなの?
今どんな下着つけてるの?
お話はもういいや
※以下選択肢「この島ってスイーツのお店多いね?」を選んだ場合。