無饌集怨機

文字数 136文字



私は子供の散歩がてら、趣味の古物市を楽しんでいた。
…無饌集怨機。
『音を聴いた者は発狂⁈』
ふと見ると、我が子が悪戯でスイッチを押しているではないか。
嫌な金切り音が響く。
咄嗟に両手で子供の耳を塞いだ。
私の手は震え、両人差し指の爪が子供の鼓膜に突き刺さって行くのを感じた。
#呟怖
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