王昭君の話に関しての謝罪を先輩がするようです
文字数 1,609文字
ほんへに関係はありますが、前回の話(晋への導入)と時間は繋がっていないので混乱しないようお願いします。
―――――――――――――――――――――
「誠に……申し訳ありませんでした。」
いつものごとく空き教室に入ったら、先輩にいきなり謝罪されてしまった。
先輩はガチな方の土下座をしており、彼女の近くには真っ白い体ののっぺらぼうの顔に『塩』と書かれた人(罪袋みたいな感じだぞ)がS○プレイでよく見るような縛り方をされて寝かされていた。
何故この作品はまともな始まりかたができないのだろうか。謎である。
「あの……先輩……何やってるんですか?後後ろにいる人?は誰ですか?」
「見ての通り謝罪よ。……前の話に、王昭君に関する解説のシーンがあったでしょ。そこで、こいつがやらかしたのよ。」
<タシケテ!タシケテ!
先輩が後ろから縛られていた人をポンと投げた。
誰だか知らんが少し可哀想である。
「えっと……要は先輩が解説ミスをしたってことですよね?」
「そうよ……こいつのせいでね。」
<ピギャー!
先輩は倒れていた白い人を思いっきり踏みつけた。あれ絶対痛いでしょ……
「あの……さっきから気になってたんですけど、その先輩に踏まれてる人って誰ですか?」
「ああ、これのことかしら?……こいつは、この作品の作者よ。」
「は~、作者ね……って作者ぁ!」
「なによ……そんなに驚く必要ないじゃない。よくあることでしょ?」
いや無いから!普通無いから!絶対おかしいでしょこの小説。
<キサマァ…オレハサクシャダゾ!キサマゴトキ…ピギャー!
「誰が喋って良いといったのかしら?あなたは黙って自分の犯した罪を悔い改めなさいな。」
<クッ…クゥ…
「……まあそんなわけでね、私は歴女を自称しながらミスを犯してしまった……と、設定的にはなるわけよ。わかる?」
「ええ……まあ……」
設定とか言うな!メタいわ!
「ならば……一応は私も謝罪をしなければいけないでしょ?……まあ詳しいことはこの後作者から説明があるはずだから、そこで確認しなさいな。」
「は、はぁ……」
「……というわけで、この度は歴史解説小説を名乗っておきながら、説明でミスをしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。以降はこのようなことは無いようにいたしますので、どうかこの後もうだうだと続くであろうこの小説を読み続けていただければ幸いです。」
先輩はそう言って深々と頭を下げた。
暫くして、腕を上にあげ伸びをしながらいった。
「ん~……これでやることはやったわ。……私、疲れたしお腹が空いてしまったわ……」
そう言いながら俺をチラチラ見てくる先輩。
「いや……自分で勝手に何か食えよ。おごらんからな。」
「チッ……ケチね。」
「後輩に食い物おごらそうとするやつがケチとか言うな。」
「しょうがないわね……店までついてきなさい。おごらないけど。」
「へいへい。それなら良いですよ~……で、どこ行くんですか?」
「そうね……サイゼなんてどうかしら?」
「サイゼ……良いっすね。行きましょうか。」
「ええ。行くわよ。」
そして俺たちは、夕暮れの陽の光が差し込む教室から出ていった―――――
<チョット、タスケテー!
―――――――――――――――――――――
改めましてお久しぶりです。塩吹です。
無事試験も終わり、またつらつら書き綴ることにしたわけですが、そんな折、学校の先生から『お前ここ間違ってるよー』と指摘してもらい、調べてみたところ本当に違ったので訂正させていただきました。
間違っていた場所は、王昭君が『劉邦によって』匈奴に送られた。の場所で、正確には漢王朝十代目皇帝の時代のことなのだそうです。
この度は皆様に間違った解説をしてしまったこと、お詫び申し上げます。
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「誠に……申し訳ありませんでした。」
いつものごとく空き教室に入ったら、先輩にいきなり謝罪されてしまった。
先輩はガチな方の土下座をしており、彼女の近くには真っ白い体ののっぺらぼうの顔に『塩』と書かれた人(罪袋みたいな感じだぞ)がS○プレイでよく見るような縛り方をされて寝かされていた。
何故この作品はまともな始まりかたができないのだろうか。謎である。
「あの……先輩……何やってるんですか?後後ろにいる人?は誰ですか?」
「見ての通り謝罪よ。……前の話に、王昭君に関する解説のシーンがあったでしょ。そこで、こいつがやらかしたのよ。」
<タシケテ!タシケテ!
先輩が後ろから縛られていた人をポンと投げた。
誰だか知らんが少し可哀想である。
「えっと……要は先輩が解説ミスをしたってことですよね?」
「そうよ……こいつのせいでね。」
<ピギャー!
先輩は倒れていた白い人を思いっきり踏みつけた。あれ絶対痛いでしょ……
「あの……さっきから気になってたんですけど、その先輩に踏まれてる人って誰ですか?」
「ああ、これのことかしら?……こいつは、この作品の作者よ。」
「は~、作者ね……って作者ぁ!」
「なによ……そんなに驚く必要ないじゃない。よくあることでしょ?」
いや無いから!普通無いから!絶対おかしいでしょこの小説。
<キサマァ…オレハサクシャダゾ!キサマゴトキ…ピギャー!
「誰が喋って良いといったのかしら?あなたは黙って自分の犯した罪を悔い改めなさいな。」
<クッ…クゥ…
「……まあそんなわけでね、私は歴女を自称しながらミスを犯してしまった……と、設定的にはなるわけよ。わかる?」
「ええ……まあ……」
設定とか言うな!メタいわ!
「ならば……一応は私も謝罪をしなければいけないでしょ?……まあ詳しいことはこの後作者から説明があるはずだから、そこで確認しなさいな。」
「は、はぁ……」
「……というわけで、この度は歴史解説小説を名乗っておきながら、説明でミスをしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。以降はこのようなことは無いようにいたしますので、どうかこの後もうだうだと続くであろうこの小説を読み続けていただければ幸いです。」
先輩はそう言って深々と頭を下げた。
暫くして、腕を上にあげ伸びをしながらいった。
「ん~……これでやることはやったわ。……私、疲れたしお腹が空いてしまったわ……」
そう言いながら俺をチラチラ見てくる先輩。
「いや……自分で勝手に何か食えよ。おごらんからな。」
「チッ……ケチね。」
「後輩に食い物おごらそうとするやつがケチとか言うな。」
「しょうがないわね……店までついてきなさい。おごらないけど。」
「へいへい。それなら良いですよ~……で、どこ行くんですか?」
「そうね……サイゼなんてどうかしら?」
「サイゼ……良いっすね。行きましょうか。」
「ええ。行くわよ。」
そして俺たちは、夕暮れの陽の光が差し込む教室から出ていった―――――
<チョット、タスケテー!
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改めましてお久しぶりです。塩吹です。
無事試験も終わり、またつらつら書き綴ることにしたわけですが、そんな折、学校の先生から『お前ここ間違ってるよー』と指摘してもらい、調べてみたところ本当に違ったので訂正させていただきました。
間違っていた場所は、王昭君が『劉邦によって』匈奴に送られた。の場所で、正確には漢王朝十代目皇帝の時代のことなのだそうです。
この度は皆様に間違った解説をしてしまったこと、お詫び申し上げます。