空中での攻防

文字数 6,566文字

 相棒の上で小さなくしゃみをしたトビィは、仏頂面で鼻をすすった。
 サイゴンが言う通り魔界へ向かう中で、これまでの経緯を手短に相棒達に話した。忘れてしまいたい敗北と、その後を。

「まさか、主があのような下卑た輩にやられるとは」
「言うな、オレも未熟だということだ。マドリードの髪で一気に頭に血が上り、冷静な判断が出来なかった。あれではダメだ、精進する」

 不貞腐れたようなトビィの声に、微かにデズデモーナは苦笑する。

「それにしても、そこで救出してくれた“アサギ”という少女。不思議ですね」

 そのアサギを魔界に救出に行くとトビィが言い出したときは、竜達も呆気に取られた。攫われた勇者アサギを救出するということは、魔王と一戦を交えるという事である。命を課してでも、その娘に惚れ込んでいることに驚いた。恩は律儀に返す主に感心しつつ、また一つ、この人間に興味が湧く。
 しかし、トビィがアサギを救出に行くのは恩義に報いるわけではない。竜達は、トビィがアサギに抱く感情を、知らない。
 そして、トビィ自身も“正確には”解っていない。
 アサギを語るトビィの声色が優しく丸く穏やかで、竜達は激しく動揺する。初めて見る筈なのに、その慈愛に満ちた主を初めて見たわけではない気がして、奇妙な思考に陥る。

 ……どんな、少女なのだろう。

 竜達は、人間の少女というものを知らない。見た事すらないが、興味を持った。

「オフィは仲間達に会いに行くと良い、まだあの近海にいるだろうか。アサギを救出したら、合流しよう」
「そうだね、僕は陸地に上がって一緒に戦えないしね。久し振りにみんなに会いたい、ちょっと心配だけど」
「魔王程度どうにでもなるから、オフィは気にするな」

 自信たっぷりなトビィの発言にデズデモーナは少し胃が痛んだが、何か策があるのだと思った。
 水竜であるオフィーリアは、多少残念そうにヒレをばたつかせて過剰に水飛沫を上げた。しかしそれは嬉しさを隠す為でもある、幼いので仲間達が恋しい事をトビィは察していた。

「デズとクレシダはオレと強行突破だ、相手は腐っても魔王。油断するな」
「御意に。しかしまさか、魔王と一戦を交える破目になるとは思いも寄りませんでしたゆえ」

 クレシダが淡々と呟いた、感情が全く読み取れない声色だ。
 デズデモーナは苦笑し、何も言わなかった。魔王が怖いわけではない、竜達には関係のない輩に過ぎなかった。人間であるトビィと接し、ここまで生活が大きく変わるとは思いもよらず。

「アサギ、様……」

 デズデモーナは、トビィを救ったという少女の名前を反芻する。

『デズデモーナ、ごめんね。本当ならばあなたも置いて、一人で行かなければならないのでしょう。けれども、やはり怖いのです』

 遠い昔、緑の髪の少女に、そう告げられたような気がする。しかし、人間の少女と触れ合ったことは一度もない。けれども、忘れられない温かさが心の奥底でくすぶっていた。誰も乗っていない、背が寂しい。

 昼と夜を繰り返し、魔界イヴァンとの距離が縮まった時。
 前方から異質な存在がやって来ていることを察知したトビィは、眉根を寄せた。
 クレシダもデズデモーナも気づき、顔を上げて瞳を細める。オフィーリアだけが、若干その存在を掴み取ることに遅れをとった。

「何か……来ますね」
「無視だ、時間が惜しい」
「無視出来る相手であればよいですが……御意」

 水中に潜っていたオフィーリアがようやく気配を察知し、浮上する。顔を覗かせているが、戦闘態勢に入っていないトビィ達を見ると、微かに潜って再び全力で泳ぎ出す。
 トビィの正面から来ていたのは、魔族のテンザだった。

「翼竜……? 随分と珍しい」

 テンザも竜ニ体を物珍しく見つめていたが、そこに跨っている男に気付き目の色を変えた。嫌悪する人間が、目の前にいる。けれども、無視しようと思った。人間は確かに目障りだが、今はあの勇者の仲間達を血祭りにあげた方が鬱憤が晴れそうだったからだ。無駄な時間は惜しい。
 けれども。
 テンザとトビィ、ニ人が空中で擦れ違う。互いに目を合わせることはなかった、興味の対象外だった。
 しかし、若干離れたところでテンザが突如反転し、漆黒の炎を口から吐き出す。

「無視しようにも、出来ませんでしたな」
「ハァ……至極面倒だ」

 背後からの攻撃に心底迷惑そうにトビィは呟くと、背の剣を抜き放つ。
 その漆黒の火炎からトビィを護る為、オフィーリアが海から水柱を高く上げた。デズデモーナは急旋回し、吼えて威嚇する。トビィを乗せているクレシダは、指示を待つ。

「時間が惜しい、最速で潰す」
「御意に」

 トビィの呟きを受けたクレシダは、直様宙返りをしテンザに突進した。漆黒の炎は、すでに消えている。だが次いで魔法の詠唱に入り、印を結び衝撃波を放ってきた。空気が揺れ、耳の鼓膜が震える。寸でのところで下降し、紙一重で避けた。
 クレシダは、この惑星に住まう竜の中で最も速いとされる風の竜。もしこれがデズデモーナであったならば、危なかったかもしれない。
 オフィーリアが幾つも水柱を上げ、デズデモーナがそれを掻い潜りつつ噛み付こうとテンザへ突進する。
 連携のとれたこの不思議な一行に、テンザは顔を顰めた。無視すればよかったのだが、人間と擦れ違った瞬間に身の毛がよだった。虫唾が走り、気づいたら身体が勝手に動いた。早く人間の血を見ないことには、この臓物が煮え繰り返る衝動を抑えられない。
 しかし、喧嘩を売る相手を間違えた。
 テンザとて、非力な悪魔ではない。惑星ハンニバルにいた頃は、人間など瞬きする間に消し去ってきた。だが、有能な竜三体を同時に相手した経験はない。初めて、焦りを覚えた。

「チィッ、邪魔臭い竜どもめっ!」

 トビィの手にしている剣は長剣ではあるが、やはり空中戦であると攻撃範囲が限られてくる。一応クレシダとデズデモーナの右胴体には、空中戦用の槍が装備されていた。唯一無二の剣ブリュンヒルデには当然劣る、魔界で市販されている槍である。それでも、一般の魔族ではおいそれと手に出来ない、高価な代物ではある。
 トビィは右手首に手綱を巻き付け、剣を右で握り、左で槍を構えた。耳元で囁くと、小さく吼えたクレシダがそれに応じる。
 デズデモーナとオフィーリアからの攻撃を避けながらトビィを狙っていたテンザだが、上昇してきたクレシダの速度に身体が追いつかなかった。耐えがたい風圧により、一瞬瞳を閉じる。衝撃波を再び打つべく瞳を開いた瞬間、目に入ったものはクレシダの巨体が急降下し、直様水平に飛行する姿だ。追いかけるようにして衝撃波を放ったテンザだが、トビィがその背に乗っていない。
 トビィを乗せていないクレシダは、テンザから見ても優雅で、軽々と衝撃波から逃れている。
 焦燥感に駆られて周囲を見渡すと、消えたトビィは頭上から直滑降で落下しつつ槍を突き出していた。先程、テンザの頭上でクレシダから飛び降りたのだろう。間一髪で避けると、勝機が見えて口元に笑みを浮かべる。人間は浮遊できない、落下するのみだと知っていた。

「たわけめっ」

 高笑いしたテンザの身体が、予期せぬ力に引っ張られて一気に落下する。小さく悲鳴を上げ無様にもがく、右脚から引き摺られるように海面に近づいていく。見れば、足首に絡みつく鎖があった。その先に、トビィがぶら下がってこちらを見ている。

「なっ!?」

 トビィが所持する槍には、鎖が仕込まれていた。テンザの脚に鎖を絡ませることが目的であり、槍が刺さらずとも問題はない。
 口元に薄く笑みを浮かべてぶら下がっているその姿を、テンザは怨念を含む瞳で睨み付けた。振り落そうと脚を揺らすが、意識をそちらに集中させると浮遊に支障をきたす。トビィ一人分を片足で支えている状態で高度を保とうとすれば、魔法の発動に遅れが出る。更に旋回してきたクレシダとデズデモーナが、容赦なく襲ってくる。
 トビィへの攻撃など出来ず、想定外の事態にテンザは冷静さを欠いた。意思があるように絡みつく鎖に苛立ちを募らせる。
 トビィは大きく振り子の様に身体を揺らし、左腕一本で自分の身体を支えている。長くは持たないので神経を研ぎ澄まし、絶好の機会を窺う。勢いをつけて一際大きく身体を捻り、鎖から手を離す。真正面にテンザの背中が見えた、両手で剣を持つと俊敏に剣を振り下ろす。
 軽くなった自分の脚に混乱したのも束の間、背を襲った鋭い痛みにテンザは絶叫した。
 剣が右肩を捕えた、そのまま重力に従って落下するトビィと共に、剣は身体に沈む。

「ガッ、アアアア!」

 不様な敗者の雄叫び。骨が砕ける音がする、引き裂かれる激痛で魔力が保てず、テンザはトビィと共に落下する。あの時、もし無視して素通りしていたらこんなことにはならなかった。完全に、力量を見間違えた。

「恨みはないが、売られた喧嘩は買う主義なんで」

 敵意を含んだトビィの瞳と、視線が交差する。冷たい海の底を連想させるようなその瞳は、とても人間とは思えない。あまりにも威圧感があり、全盛期のハイですら凌駕するほどだった。

「貴様ッ」

 神経質に唇を震わせ後悔したが、遅い。
 トビィは強引に体内に沈んでいた剣を抜いた、途端、テンザの血液が宙に舞う。
 自分が今どのような状態になっているのか理解出来なかったテンザは、這いよる大きな影を虚ろに見ていた。
 デズデモーナが、トビィの真横にやって来た。身体を水平にし、手綱を浮かせる。剣を背の鞘に仕舞い、両手で素早くその手綱を掴むと強引に身体を引き寄せる。巨体に足をかけてその背に乗り込むと、何事もなかったかのように髪をかき上げた。

「行こう」

 デズデモーナの巨体が、ゆっくりと上昇していく。寄り添うようにクレシダも舞い、オフィーリアは終了した戦闘を見届け再び水中に潜った。
 テンザはそれらを、おぼろげに見ていた。未だに脚に絡み付いていたトビィの槍が忌々しく、どうにか外したかったが身体は動かない。耐えがたい激痛に意識を手放しそうだが、それ以上の悔しさが意識を明確にする。咆哮を上げたくとも出ないまま、海面に叩きつけられた。人間に敗北し、身体と共に自尊心を八つ裂きにされた気がした。自分の失態に怒りが込み上げ、同時に人間への憎悪も肥大する。

「お、の、れ……おの、れ」

 金髪が、海中に漂う。血の臭いに引き寄せられ、獰猛な海の魔物が集まってきた。放っておけば四肢を食い千切られて、息絶えるだろう。

「随分と、派手にやられましたこと」

 その襤褸布のような身体が引き上げられなければ、それまでだった。身体が海面から上がるまでには時間を要したが、敗北しようともテンザは高貴な悪魔。生命力は、恐ろしい強靭さで満ち溢れている。
 その身体は、何かに引きずられるように海面を移動していた。その間も血は流れ出て、魔物達を引き寄せる。しかし、集まってきた魔物を魔法で追い払い、間一髪のところでテンザを救出した一隻の船があった。身体を引き上げ不安定に揺れていた小舟は、暫し海面に漂う。やがて、櫂がないその船は不気味に動き出した。数匹のガーゴイルが、その小船を引いている。
 死ぬか、生きるか。自分の無力に打ちひしがれて敗北し、そのまま息絶えるのか。それとも、憎悪を糧として甦るのか。
 小船は、近場の無人島に辿り着いた。身体を伸ばして小舟から降りたのは、妖艶な美女エーア。船上で簡易な治療を施したが、柔らかな草の上にテンザを寝かせると一心不乱に治療を施す。
 人間に助けられたと知れば、それこそ最大の屈辱だろう。彼を尊重し、エーアは治療を一頻り終えるとその場を後にした。付き添って看病などしない、あとはテンザの気力次第となる。

「ここで死ねば、駒にすら値しない者」


 エーアは小船に戻ると、口角を艶やかに上げ横たわっているテンザを一瞥する。 
 悠々と戻るエーアを水晶で見つめていたミラボーは、予定通りの展開に満足そうに身体を揺すった。

「ふへへっ、上々じゃのぉ」

 テンザの姿を捕らえ監視していたミラボーは、戦闘が始まった際にエーアを出向かせていた。そして、瀕死の状態を確認すると救出に向かうように指示を出した。
 近場の無人島は、生活など出来ない狭い土地で、僅かな草と岩が転がっているだけである。だが、エーアはそこに手を加えた。簡易な祭壇を造った、それこそ原始的な。霊石で魔方陣を描き、拾ってきた人間と動物の頭蓋骨を並べると、木をくべ火をつけ、干した大麻を投げ入れる。これらは、惑星チュザーレにおいて邪教を崇拝する際に用いる品々だ。
 太陽が沈み月がのぼり、また太陽が顔を覗かせる。幾度か繰り返したのち目が覚めたテンザは、自分の置かれている“造られた”状況をこう受け止めた。『悪魔崇拝している何者かが、助けてくれたのだろう』と。
 そうして、華奢な女が一人小船でこの島へやってきた。漆黒の衣服に鴉の羽を纏い、小動物の骨で作った装飾品を首から下げ、所持する杖の先端には幼児の頭蓋骨。

「おぉ、おぉ! 私の祷りが通じましたのね、偉大なる悪魔様!」

 こうして、寸でのところで一命をとりとめたテンザとエーアは出遭った。
 歓喜に打ち震え泣きながら足元に平伏す人間のエーアを見たテンザは、感動に身体を震わせた。彼女を殺すことはなかった、寧ろトビィよって傷つけられた自尊心を回復してもらえた。自分は、まだ高貴なままだと。慕われる存在であると、特別な者だと。あの絶望の淵から甦った自分に心酔し、歓喜した。
 全ての破滅を望むというその女の髪がハイと同じ漆黒だったことも手伝い、テンザはエーアに気を良くした。自分を敬い崇めてくれるこの目の前の人間に心地良い気分を抱くのに、そう時間はかからない。
 その人間の女は、艶かしく美しい。
 自らの身体を躊躇せず捧げ、快楽に貪欲な悪魔の好む女だった。堕ちた女は大好物である、しかもテンザ好みな容姿と控えめな仕草に、すぐに気を許した。
 ニ人は、その何もない島で何度も繋がった。美しい悪魔と繋がれたと悦び、恍惚の笑みを浮かべ肉欲に溺れる女を見て、薄く微笑む。もとは神官だったという話を聴き、更にハイと重ねたテンザは奇しくもエーアに何の疑問も抱かなかった。
 それが、巧妙な演技だと訝しむことなく、呆気なく騙される。
 ミラボーによって意識や感情を操られているエーアにしたら、それは容易い事だった。テンザに心酔している振りなど朝飯前である、身体を差し出すことにもなんの抵抗はない。それが指令なのだから、忠実な傀儡は嬉々として実行した。

「私の、悪魔様……愛しい愛しい悪魔様」

 豊満な身体を駆使して馬乗りになる淫乱なエーアに、すっかりテンザは夢中になった。妙な動きを見せれば、直様首を刎ねるつもりだった。傷を負っていたとしてもそれくらいの力はある、しかしそんな素振りを見せなかった。それどころか甲斐甲斐しく、敬いながら傍に居てくれた。
 消えたハイの面影を、エーアに重ねる。
 ミラボーの策略に、悪魔テンザは屈した。人で悪魔であれ、なんであれ。弱っている心に忍び寄る事は、造作ない。

「ふぇふぇふぇっ! 流石はエーア、見込んだ通りの女よ。やはり、人間も無下にはできぬの、人間なりの使い方があるというもの。拾っておいてよかったわぃ、さぁて愉しい駒が手に入ったのぉ。誰に刺客として送りつけようかのぉ! 選り取り見取りで愉しいのぉっ」

 水晶球に醜い大きな瞳を映し、エーアとテンザの様子をミラボーが上機嫌で鑑賞している。魔界の片隅、与えられた室内でひしゃがれた声が響き渡る。
 呼応するかのように水晶球に映っているエーアは、テンザの足先に幾度となく口付けていた。
 口元に笑みを湛えながら、虚無の瞳で。
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登場人物紹介

アサギ(田上 浅葱) 登場時:11歳(小学6年生)

 DESTINYの主人公を務めている、謎多き人物。

 才色兼備かつ人望の厚い、非の打ち所がない美少女。

 勇者に憧れており、異世界へ勇者として旅立つところから、この物語は始まった。


 正体は●●の●●●。

ユキ(松長 友紀) 登場時:11歳(小学6年生)

 アサギの親友。

 大人しくか弱い美少女だが、何故かアサギと一緒に勇者として異世界へ旅立つ羽目になった。

 トモハルに好意を抱いている。

ミノル(門脇 実) 登場時:12歳(小学6年生)

 アサギのことを嫌いだ、と豪語している少年。

 アサギ達と同じく、勇者として異界へ旅立つ羽目になったが、理不尽さに訝しんでいる。

 トモハルとは家が隣り同士の幼馴染にして悪友。

 多方面で問題児。

トモハル(松下 朋玄) 登場時:11歳(小学6年生)

 容姿端麗、成績優秀であり、アサギと対をなすともてはやされている少年。

 同じく異界へ勇者として旅立つ。

 みんなのまとめ役だが、少々態度が高慢ちきでもあったりする。

 なんだかんだでミノルと親しい幼馴染。

ダイキ(中川 大樹) 登場時:11歳(小学6年生)

 剣道が得意な、寡黙な少年。

 人づきあいが苦手なわけではないが、自分から輪の中に入っていくことに遠慮がち。

 同じく、異世界へ勇者として旅立つことになる。

 やたらと長身で目立つことがコンプレックス。

ケンイチ(大石 健一) 登場時:11歳(小学6年生)

 ミノルと親しい可愛らしい少年だが、怒らせると一番怖い。

 同じく異世界へ勇者として旅立つことになった。

 従順だが、意に反することには静かに反論する。

リョウ(三河 亮) 登場時:11歳(小学6年生)

 作品のメインである一人。アサギは「みーちゃん」と呼んでいた。

 アサギと親しく、出会ってからは常に一緒だったが、勇者に選定されず、地球に取り残されてしまった。

 常にアサギの身を案じ、地球で不思議な能力を発揮している。

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