ぷるぷるにゃージェリィともちもちみゃープリン
文字数 455文字
アラン君、観てこの動画。
猫型のゼリーがぷるぷる。
猫型のゼリーがぷるぷる。
……ぷるぷるしていますね。
（何を観せられているんだ俺は）
（何を観せられているんだ俺は）
観ていて癒されるよね、このぷるぷる。
なので、作らせてみたよ。
みゃーたんのデータを使った、ミニみゃーたん耐熱型。
ニコライの合図で、黒服を着た部下が大きい平らな皿を机に乗せた。
皿の上には猫の形をした型が複数並んでおり、そのポーズは数種類ある。
皿の上には猫の形をした型が複数並んでおり、そのポーズは数種類ある。
可愛いでしょ、ミニみゃーたん。
はい。
因みに、お座りみゃーたんの中身は、珈琲ゼリーに紅茶ゼリー。
行き倒れみゃーたんの中身は、カスタードプリンにミルクプリン。
へそ天みゃーたんの中身は、ラズベリーゼリーにオレンジゼリー。
行き倒れみゃーたんの中身は、カスタードプリンにミルクプリン。
へそ天みゃーたんの中身は、ラズベリーゼリーにオレンジゼリー。
手が込んでますね……
（中身って言うなよ）
（中身って言うなよ）
うん、そこは作成者に頑張って貰った。
ニコライはミニみゃーたん型からゼリーやプリンを皿に取り出し、それを見た部下がニコライとアランそれぞれに肉球スプーンを差し出した。
さあ、おやつの時間だ。
冷えている内に、みゃーたんを味わおう。
冷えている内に、みゃーたんを味わおう。
あ、はい。
いただきます。
いただきます。
そうして、アランはどこから食べたら良いのか問題に何度も直面した――
