第17話
文字数 479文字
もう一度ナイフをかまえる男。
"ガシャーン"……
そこにガラスの割れる激しい音が鳴り響いた。
っと男の声。
私はいつのまにか固く閉じていた目を開いた。
倉庫……らしき場所の天窓のガラスが派手に割れ、
そこから何者かが入ってきたようだ。
明かりといえば月明かりとランタンのみ。
その薄暗い明かりに照らし出された人物は……。
なんと、そこには、りっちゃんが立っていた……。