第4話 水の精 〈4〉

文字数 7,117文字

「名を教えてくれ」
 漸く息がつけるようになってから婆沙(ばさら)丸は訊いた。
「俺は婆沙丸。田楽師じゃ」
「私はナミ」
 零れて纏いつくナミの髪はひんやりと冷たくて火照った体に心地良かった。
「変な男じゃな、婆沙丸? 田楽師(・・・)と言うのが本当なら……なんでそんな格好をしている?」
「それは──おまえに会うためさ。おまえは貴人ばかり狙うんだろ?」
「私ではなくて、(タチ)の奥方の(しつけ)じゃ。貴人は皆、裕福だし安全だからと。その上、非力で乱暴はしないと奥方は言うておられる」
 ナミが体を起こすと丸い肩が月のようにポッカリと闇に浮かび上がった。
 婆沙丸はたまらなくなって再び地面に押し戻してしまった。
 両の月をすっぽりと(おのれ)の胸に抱く幸福。
「教えてくれ」
「名なら言うたはず」
「何故、あんな真似を続ける?」
 婆沙丸が訊いたのは〈貴人殺し〉についてだった。
「貴人ばかりを付け狙うのは──憎いからか? ナミは男どもを恨んでいるのか?」
 娘は俯いたきり黙り込んでしまった。
 やはり手順を間違えた、と婆沙丸は後悔したが遅かった。
 この手の話は会ってすぐするべきだった。思う存分好きにした後で、それをする男を恨んでいるかと聞くとは。
(今となっては俺も同罪だ……)
 赤面する田楽師の腕の中で、しかし、娘は意外な返答をした。
「私が一番恨んでいるのは、私をここへ連れて来た連中じゃ」
 自分は五つかそこらの頃、拐われたのだとナミは言った。
「故郷は何処?」
「遠い処。海の近くの(むら)難波津(なにわづ)とか言うと館殿(タチどの)が口にするのを聞いたことがある」
 渚で遊んでいた時、いきなり袋を被せられて、気づくとこんな遠い都まで運ばれていたのだとナミは教えてくれた。
「今となっては憶えているのは自分の名と、これだけ(・・・・)
 白い手首で腕輪が揺れた。
「母者がつけてくれたお守りと言ったな?」
 婆沙丸は腕輪の上に手を重ねて、
「帰りたいか?」
「当たり前じゃ。寝ても覚めても故郷のことばかり思うておる。何より──波の音が恋しい。潮騒の届かない処は人の住む場所ではない」
「そこまで言うか?」
 笑う婆沙丸の耳元で赤い石が鳴った。娘の指が(うなじ)を撫で上げる。
「良いものじゃな? (おのこ)の髪に触れるのは初めてじゃ。公達(きんだち)はいつ何時(なんどき)も烏帽子を被っているから……」 ※公達=貴人の若者
「?」
 海の中にいる気がする、と婆沙丸の髪を梳きながらうっとりと目を閉じてナミは言うのだ。
「一掻きごとに水を掻く……指の間を流れる水はこんな感じだった……」
「へえ? そんなものかな?」
 山国育ち故、海を見たことがなく、従って泳いだ経験などない田楽師には毛頭わからないことだった。
 だが、ナミを抱いていると水の中を揺蕩(たゆと)う気持ちは容易に想像できた。
 先刻、感じたあれ。何やら体中が弛緩して……フワッと浮いて……まるで……
「なあ? 俺は泳げはしないが、水の中を行くのは空を飛ぶ感じと似ている気がするぞ?」
「あんなことを言って! ならば聞くが、婆沙丸は空を飛んだことがあるのか?」
「あ! いや、それもないか……」
 娘は一頻り例の──橋の上で聞いたと同じ愛くるしいさざめき──笑い声を上げた。

 目を醒ますと傍らにナミの姿はなかった。
 体の下に被衣にしていた小袿(こうちぎ)が残っている。起こすのを躊躇(ためら)ってそのままにして去ったのだ。 ※小袿=小袖
 娘の心遣いに思いを馳せてから、改めて陽の光の中で周囲を見廻して婆沙丸は腰を抜かしかけた。
 何と、そこは、〈神泉苑〉……
 荒れ果てているとはいえ、帝の庭園である。
 昨夜、闇に紛れてナミが連れ込んだ〈森〉とは京師(みやこ)の〈神泉苑〉だったのだ!
 確かに、ここ(・・)なら何処よりも静かで、且つ安全に商売ができよう。それに──
 婆沙丸は思わずニヤリとした。
(なるほどな?)
 あの娘は〈水の精〉だから? ならばここはピッタリの場所ではないか。
 古来、〈神泉苑〉には善女竜王という名の竜神が住むと聞く。竜神も水の精も、存外一緒(・・)なのかも……
 最近は絶えて久しいがその上古、日照りが続くとこの苑で祈雨の儀式や疫鬼疫病を祓う御霊会(ごりょうえ)が頻繁に執り行われたことは婆沙丸も知っていた。
 だが、昨今の荒れ様たるや凄まじい。苑には壁もなければ垣もない。東門だけ辛うじて形をとどめている悲惨極まる状態なのだ。
(これなら、犬や遊女でも容易に潜り込める……)
 こんなことをあれこれ考えていた婆沙丸は、再度、驚いた。
 それは──それこそ、自分がまだ(・・・・・)生きている(・・・・・)ことだ。
 てっきり、昨夜の内に、あの娘、〈水の精〉に殺されるものと思っていた。
 それは当然のことだ。命のやり取りをする覚悟なしに、どうして〈水の精〉とわかっている娘と会ったりできよう?
 また、今生の夜だと思えばこそ、昨夜は後先も顧みず大胆不敵な振る舞いができた。
 あんなにも激しく娘を抱きしめて……その全てに触れ……その全てを(・・・・・)見た(・・)……
「──」
 中天高い太陽を見上げて婆沙丸は首を傾げた。
(それにしても、何故(・・)、〈水の精〉は俺を殺さなかったのだろう?)
 俺が、本物の貴人(・・・・・)ではなかったからか?
 
 日が昇って、こう明るくては流石に気恥ずかしくて、婆沙(ばさら)丸は烏帽子を被るのを躊躇(ためら)った。
 夏草のそこここに脱ぎ捨てた狩衣(かりぎぬ)指貫(さしぬき)(くつ)──貴人装束の諸々をひとまとめにして小脇に抱える。
 幸いにも娘の残して行った被衣(かづき)の小袖がある。それを纏って屋敷へ帰ったのだが、こっちの方もそれなりに似合った。
 元来、異形が売りの田楽師。都大路を行き交う誰一人として、そんな婆沙丸を気に留める者はいなかった。

「婆沙丸が死んだというのは真実(まこと)か!?」
 一条堀川の通称田楽屋敷に弓箭(きゅうせん)打ち鳴らして沓のまま中原成澄が駆け込んで来たのは二日後の昼過ぎのこと。
 要領を得ない笛役や太鼓役を蹴散らし、月次屏風(つきなみびょうぶ)の陰に倒れ伏したまま嗚咽を漏らしている狂乱丸を抱き起こした。
「一体、何があった? この前会った時はピンピンしてたじゃないか! 事の成り行きをこの成澄にもわかるようキチンと話してくれ!」
「それが……俺にも……何が何だか……」
 涙に濡れた顔で狂乱丸は首を振るばかり。
「弟は物怪(もののけ)に取り憑かれたのじゃ。そのことは知っておろう? そもそもひと月ばかり前、戻り橋の上で見知らぬ娘に出会って以来、あれはすっかり物狂いになった……」
 兄は言う。
「だが、娘を捜している内はまだ良かった。それが突然、一昨日の晩、今度は〈水の精〉を探すとかぬかして、何処で手に入れたものやら貴人の装束で出て行ったきり夜が更けても帰って来ない。
 とうとうその夜は戻らなかった。そうして昨日、何とか無事に帰って来たと思いきや、玄関を入るなりバッタリ倒れて、俺が夜具まで運んだが……そのまま……」
「死んだか?」
 検非遺使は天を仰いで嘆いた。
「惜しい男を亡くしたものだ! いや、全く、あいつは見事な舞を舞った! それにあの声! 歌も素晴らしかった! いやいや、田楽ばかりではない。あの可愛らしい顔貌(かおかたち)! おお、あの美しい顔が今もこうして眼前に生きている如くちらつくぞ?」
「それは俺だよ、手を離せ、成澄!」
 兄の田楽師は咳払いしてから、
「それにつけても、恨むべきは橋下の陰陽師だ! 有雪の奴め! あいつが下らぬ卜占を聞かせたのが全ての始まり。こうなったからにはタダでは済まさぬ! 成澄、即刻引っ捕えて来てくれ!」
「おおよ!」
 検非遺使慰(けびいしのじょう)は涙を拭って力強く頷いた。 ※慰=位
「おっと、陰陽師もそうだが──清目(キヨメ)も呼ばねばな。鳥辺野(とりべの)まで可哀想な婆沙丸を運ばねば」 ※清目=葬送を司る集団 ※鳥辺野=埋葬地
「……そうだった」
 再び、見る見る狂乱丸の瞳に涙が溢れる。
「頼むぞ、成澄。婆沙丸が死んだと伝えれば、皆集まってくれるはず。弟は浮かれ騒ぐのが何より好きだった。せめて最期もこれ以上ないくらい賑やかに送ってやりたい」
「何人くらい入り用だ?」
「せめて……十人は」
「少ないっ!」
 カラリと襖が開いて弟の田楽師が叫んだ。
「五十人、いや、もっと、百人は欲しい!」
「──ば、婆沙丸?」
 腰を抜かしたのは検非遺使の方である。物凄い音を立てて成澄はその場に尻餅をついた。
 一方、兄の田楽師は宙を飛んで抱きついた。
「生き返ったのか、婆沙! よくやった!」
 呆れて鼻を鳴らす弟だった。
「元々死んでなどおらぬ。人を勝手に殺すなよ、兄者?」
「だって、おまえ、丸々二日間、俺の呼びかけに答えず、飲み食いはおろか夜具から出て来ない。俺はもう、てっきり果ててしまったものと──」
「ずっと考えごとをしていたんだ」
 兄の腕を優しく解きながら婆沙丸は言った。
「聞いてくれ、兄者。話がある。ちょうど良かった、成澄も。この二日間、夜具の中にいて俺は〈水の精〉に関しての謎を解いたのだ……!」

 (しとね)にきちんと座り直した狂乱丸と成澄を前に婆沙(ばさら)丸は話し始めた。
「兄者が思う通り、俺が取り憑かれたというのはある意味、真実じゃ。
 有雪の卜占で俺は戻り橋でとある娘に出会った。そのことは、成澄、おまえも知っておろう?
 俺はその娘にひと目で恋狂った。つまり、取り憑かれた(・・・・・・)のだ。
 そして、その娘こそ、他ならぬ〈水の精〉だった……」
「すわっ! そのもの、物怪(もののけ)と言うのだな? 引っ捕えてやる! 何処にいる? 名は何と?」
 大刀の柄に手をやって立ち上がった検非遺使を婆沙丸は腕を伸ばして押し留めた。
「娘の名はナミと言う。だが、待て、成澄。この者、決して物怪ではない」
「?」
 成澄は長駆を折り曲げるようにして渋々腰を下ろした。
「しかし、おまえはたった今、その口で、その娘こそ〈水の精〉だと言いきったではないか?」
「そこだ。〈水の精〉が物怪だと思うからこんがらがるのだ」
 婆沙丸は言う。
「この世に物怪などいるものか。いいか、成澄、今回あんたたち天下の使庁を悩ませている一連の貴人殺しは、〈水の精〉と呼ばれるところの生身の人間(・・・・・)がやったことなのだ」
「──?」
 一様に口を噤んだ成澄と狂乱丸。
「俺は兄者が運んでくれた夜具の中でこの二日間よくよく考えた。考えに考えて──
 遂に全ての筋道を読み取った! 
 今こそ自信を持って言うぞ。〈水の精〉は存在しない。人間である一人の娘が貴人たちを殺していたのだ!」
「で、でも──」
「一体、何故──」
「それはもちろん、恨み(・・)からだ。その娘、ナミは遊女なのだ。自分を(もてあそ)ぶ貴人どもがよほど憎かったのだろう。連中は尊大で勝手気ままだからな? その証拠に──」
 ここで一段声を低めて婆沙丸は身に纏ったままの紅匂の小袖の袖を振ってみせた。
「ほら! ナミは俺は(・・・・・)殺さなかった(・・・・・・)! 田楽師の俺は見逃してくれたのじゃ!」
 兄も検非遺使も目配せし合って異口同音に納得した様子。
「ほほう? なるほど(・・・・)?」
そういうことかよ(・・・・・・・・)?」
 〈あははの辻〉で響いた悲鳴が紛れもなくその娘の声だったこと、それを聞いた時点で〈水の精〉の正体をほぼ悟ったことを婆沙丸は眼前の二人に明かした。それ故、貴人の姿で誘い出し、確認しようと思い至ったのだ、と。
「さあ、これでわかったろう? 今回の〈水の精〉騒ぎは、冷泉院(れいぜいいん)やら貴人やらとたまたま偶然(・・・・・・)重なった(・・・・)までだ。
 だが、これら(・・・)は全て説明がつく。
 つまり、冷泉院からその向かいの神泉苑一体は遊女である娘の仕事場(ナワバリ)だし、その商売相手の貴人を内心では憎むあまり……顔を削ぐという殺し方を繰り返したのさ」
「これはしたり!」
 膝を打った成澄。
 一方、狂乱丸は美しい眉を上げた。
「待て。もう一つ(・・・・)重要な謎が残っているぞ? 毎回死体の傍らに落ちていた()はどうなる?」
 そのことが解き明かされない限り納得はできない、と狂乱丸は言い切った。
 目端が利き頭の回転が早い上に冷徹な兄らしい指摘だと、婆沙丸は歯噛みした。
「そ、それは──」
 婆沙丸が口篭ったのは答えに窮したからではない。
 それについて語るのが辛かったからだ。できるならこのこと(・・・・)は言わずに済ませたかった。
「……成澄は検非遺使だから重々承知しているだろう? 見目好い少女たちを(かどわ)かして京師(みやこ)に集め遊女に仕立てて稼ぐ〈不善の輩〉が存在するのを?」
「まあな」
 成澄は曖昧に相槌を打った。
 その手の話は枚挙に(いとま)がない。浜の真砂のように京師に溢れている。そのくせ、取り締まるのは不可能に近かった。
 何故なら、その種の〈不善の輩〉の元締めは都の権門としっかり気脈を通じていて、季節の付け届けも怠りなく使庁でも目溢(めこぼ)ししているのが現状である。
 元々が明法(みょうほう)系の家筋の成澄はそこら辺の事情を知り過ぎるほど知っていた。
 拐かされた子女を京師へ運ぶ者が貢納物を運京する地方官と同一であったり、かと思えば権門の徴物使が影でその役を担っていたり……
「あのな、俺のナミも幼くして拐われた娘なのじゃ」
 美しいナミの体のただ一箇所、左足首に醜い部分があることを、あの夢の夜の中で婆沙丸は知ってしまった。
 最初は指先で、その後、細い月の光の下、その目ではっきりと見た。
 異様に擦れて固く、ドス黒い痣となっているその部分の意味するところは何だ?
「その種の哀れな女たちは仕事を終えて住処(すみか)──ナミは(たち)と呼んでいたが──に戻った後は逃げ出さないように縄で繋がれているのではないのか、成澄?」
「俺は知らん。だが、クソッ、あり得ることだ……」
「何てこった!」
 狂乱丸が息を呑む音が聞こえた。
 この兄は冷徹であるのと同じくらい繊細でもあった。弟の言葉を待たず、自ら結論づけた。
「つまり、結んだ縄(・・・・)は自由を奪われている我が身を嘆く印……遊女の無言の訴えであると?」
「ええい! 胸糞悪いっ!」
 烏帽子に手をやりながら検非遺使は吐き捨てた。
「今回の騒動、怪異でも何でもない。結局行き着いて見れば、やり場のない遊女の怒りが引き起こした復讐譚ってわけかよ?」
「俺はもうこれ以上、あの娘に人を殺めさせたくはない」
 膝の上で握っていた拳から目を上げ、婆沙丸はきっぱりと言い切った。
「俺が勘づいたんだ。このままではやがてあの娘の仕業と知れ渡って……それこそ、秘本に記された〈水の精〉同様、検非違使に絡め取られる日が来る。だが、俺はそんな結末は絶対嫌じゃ! 
 だって、これはあの娘だけの罪か? 娘をそこまで駆り立てたもっと悪辣で罪深い連中は野放しのくせに、ナミだけを罰するのはおかしいじゃないか!」
「おまえの気持ちはわかるがな」
 成澄は大きく息を吐いた。
 毎日毎日、清目(キヨメ)を率いて京師に山なす死骸を処理しているのも他ならぬ自分たち検非遺使である。大路小路、幾種類もの屍を見て来た。
 ある者は病いで、ある者は飢餓で、そしてそれ以外は暴力に因って無惨に朽ち果てている。
 そうかと思うと、ある日は賊を追い、駆けつけた権門勢家の邸内でその豪奢な暮らしぶりに触れ、蔵に溢れる貢物の品々を目の当たりにするのだ。
 背叛する世界を(ふたつ)ながら見続けている検非遺使の中原成澄は、自分がこの先、喩え使庁の別当に上り詰めたところで、今ある現状を変えることなどできはしないととうに悟ってしまっていた。
 だからこその(・・・・・・)、田楽なのだ。
 胸に降り積もる虚無感(やるせなさ)を、歌い踊り、浮かれ騒ぐことで散華させるのみ。
 この世は夢よ、ただ狂え……
「諦めろ、婆沙。俺たちに何ができる?」
「できるさ!」
 婆沙丸は勢いよく立ち上がった。
「俺があの娘を逃がしてやる!」
「そんなことは不可能じゃ」
 理論派の兄も虚しく手を振って、
「相手は衛門府や使庁でさえ手を出せない連中だぞ?()だけじゃなく 商売道具である遊女たちの逃亡を見張る家司や郎党を大勢抱えているはず」
 狂乱丸は頬に笑窪(えくぼ)を彫って微苦笑した。
「それこそ、昔話集の〈水の精〉ではあるまいし、その娘を(たらい)の水に溶かして消してしまうようなわけには行くまいよ」
「そうかな?」
 弟はへこたれない。自信ありげにニヤリとして、こちらも笑窪を燦めかせた。
「そりゃ、()に溶かすわけには行かないが……俺たちの力で()になら……どうだ?」

 
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