チャレンジャー1
文字数 397文字
8月の終わり。ドライブデートの時。
「どうしてジンヤってトゲトゲしてんのよ」
「トゲが無いとかダサいから」
「そんなことないかもじゃん。アイドル的な優しさっていうかそういうのだって。」
「意味わかんねーよ。お前が何で俺に惚れたんだがわかんねーきがする!」
「綺麗だから好きだったの」
「綺麗だから?ほんとにそれなのかよー!?w
もっと違うこと言ってくるかと思ったのにこの子ときたら!w」
「もちろん綺麗だから!」
「さようですかw」
っていうやり取り。
これも倦怠期なのかな。だからジンヤにムカムカしてるのか。ヨクワカラナイけど。
思いの外言い合って。
お互い一歩もひかない会話戦で。
以外にもそれがさっぱりしていて口当たりはよく、肌触りも良くて。
汗はかかずに俯かず、ドライブ中の窓の外を
眺め、その視線から時々空を仰いだ。
コンビニで買ったレモンサイダーを飲んで舌先がピリピリするけど、
それ以上喧嘩腰の言葉は出てこなかった。
「どうしてジンヤってトゲトゲしてんのよ」
「トゲが無いとかダサいから」
「そんなことないかもじゃん。アイドル的な優しさっていうかそういうのだって。」
「意味わかんねーよ。お前が何で俺に惚れたんだがわかんねーきがする!」
「綺麗だから好きだったの」
「綺麗だから?ほんとにそれなのかよー!?w
もっと違うこと言ってくるかと思ったのにこの子ときたら!w」
「もちろん綺麗だから!」
「さようですかw」
っていうやり取り。
これも倦怠期なのかな。だからジンヤにムカムカしてるのか。ヨクワカラナイけど。
思いの外言い合って。
お互い一歩もひかない会話戦で。
以外にもそれがさっぱりしていて口当たりはよく、肌触りも良くて。
汗はかかずに俯かず、ドライブ中の窓の外を
眺め、その視線から時々空を仰いだ。
コンビニで買ったレモンサイダーを飲んで舌先がピリピリするけど、
それ以上喧嘩腰の言葉は出てこなかった。