第40話:リーマンショックで投資は休憩、日本旅行

文字数 1,206文字

 世界の経済は密接につながっているため、このリーマンショックは、とても甚大な影響を世界中に及ぼし100年に一度の大不況と呼ばれるほどになった。ちなみに日本は、バブル崩壊の教訓で過度な投資をしなかったため金融機関がバタバタ潰れるようなことはなかった。しかし、株価は下がり、あらゆる経済活動が縮小した。2007年のサブプライムローンの入った債券問題がヨーロッパ、アメリカで大問題になり、そのため、多くの金融機関がつぶれ、遂にアメリカの超巨大金融会社リーマン・ブラザースが破綻した。

 どうしてもつぶせないアメリカの巨大金融機関にアメリカ政府が天文学的な金額を融資して破綻を防いだ。そういう波乱の経済状況では、投資に手を出す時期ではないと考えたリチャードは、奥さんと共に日本の温泉巡りを計画して2008年4月20日に来日した。今回は、東京近郊で良い温泉として箱根、熱海、修善寺、鴨川、犬吠埼温泉、養老温泉を考えた。4月20日に成田に17時に着いてタクシーで犬吠埼温泉に18時半に到着した。予約した部屋は3階で犬吠埼灯台がよく見える眺望の素晴らしい部屋でした。温泉からも海が間近に見えて感動的だった。

 その後、19時半から魚の刺身と地元・牛の鉄板焼き、アジのなめろー、天ぷらを食べながら、日本酒を飲んで酒が回り始めると、すぐ眠くなり熟睡した。翌朝、6時過ぎに起きて、砂浜を散歩して朝風呂に入り朝食をとった。8時にホテルを出発し、電車を乗り継いで12時に館山駅に到着し、駅前で昼食をとり、タクシーで房総半のと突端の白浜へ到着し、白浜フラワーパークを散策し、その後、13時に館山へ戻り、特急で鴨川へシーワールドでイルカショーを見たりして、タクシーですぐ近くの鴨川グランドホテル、14時についた。

 珈琲を飲んで温泉に入り、その後、足湯に入りながら海を眺めた。15時に鴨川を出発して上総興津からタクシーで養老温泉の宿に16時半に到着。桜が満開で渓谷の宿で風情があり温泉に入り19時から夕食をいただいた。筍の煮物と鮎の塩焼き、鰹のたたき、牛肉の焼き肉などが出て、日本酒を、ゆっくりいただくと酔って22時前には寝た。翌朝も早く目覚めて渓谷を散歩して一汗ながし朝風呂に入ってから8時から朝食をいただきた。9時に出発してタクシーで高速バスのバス停・松丘まで20分で着いて、9時半発の東京駅行きのバスに乗った。

 しばらして10時に木更津の金田バス停で橫浜駅行きのバスに乗り換えて10時15分に出発した。その後11時過ぎニューグランドホテルに停車するのがわかりホテル前で降りて豪華な昼食を食べた。橫浜港が見える2階の素敵なレストランで、牛フィレ肉のグリルのマデラ・ワインソースのコースと赤ワインを注文した。飲みながら旅の思い出話をして、ゆっくりと昼食をいただいたが、うわさ通りの美味しさで充分満足した。12時過ぎにタクシーで橫浜駅へ向かった。
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