7.年を越えて

文字数 1,136文字

ちょっと脱線
平成最後の紅白歌合戦

クワタとユーミンは平成のツートップなのか?


紅白なんて普段見ないけどサザンが出るなら話は別。
米津玄師とサザンだけ見ました。
視聴率2位と1位の場面であったようだ。
因みに3位はユーミン、納得


サザンは大トリでの登場だから時間は読みやすかった。
NHKから、特別枠/2曲歌唱/大トリ 
というかつてない特別待遇での登場。
僕は少し心配しながら見ていた
こりゃ他の出演者の嫉妬買うだろうな。

で、曲順は「勝手にシンドバッド」で盛り上げて、
「希望の轍」で静かに締めるもの
と思っていたのに逆であった。
でもこれが逆順で大正解。

大盛り上がりで終わったのでいいのであるが、サザンは2014年に「ピースとハイライト」で反日のレッテルを貼られたことがある。まあ想像力のない一部のリスナーによってだけどね。

桑田さんがサブちゃんに近づくもサブ
ちゃんは笑っているだけでノッテこない。

   こ わ い 〜

20歳位の先輩を「サブちゃん」と呼んだら批判されるかも。盛り上げるためにエロ用語を発したりするのではないか。心配性の僕はドキドキしていた。


ここでの救世主はユーミンだった。
二人でハモって、踊って、チューしていた。これはアドリブであっただろうしユーミン以外だとできなかった役回りだと思う。

この番組終了後すぐ僕は実家の自室に向かった。本棚を確認するとやはりあった「クワタとユーミン」という本。初版で1990年(平成二年)のものであった。うん、確かに二人は平成の最初から最後まで走りぬけた。

1990年の時点で既にこの二人は(当時の言葉で)ニューミュージック界で別格であると評価されていた。今の言葉だとレジェンドか。ってことはその本では昭和の実績だけでもかなりの評価されていたことになる。

二人が歌った曲からしても「平成最後」というより「昭和~平成通して最後」という表現が正しいかと。要するに平成30年間に二人を抜くアーティストは現れなかったということだ。

でも今回の米津の出演
サザンから米津へのバトンタッチにも思えてくる。YouTubeでの再生で億を超えるのはこの人だけだ。おいファンなら、もっとCDや有料ダウンロードしろよヽ(゚Д゚)ノ

女性の場合悪いけどユーミンはすでに宇多田ヒカルにバトンを握られていると思う。

昨年の宇多田のアルバム「初恋」を聴く

誰かのコピーではなくオリジナリティがパンパンに詰まっている。世代が違うのになぜにこんなに共感できる曲を書けるのか。歌詞をいろいろに解釈できる点がサザン的である。

歌は世につれ世は歌につれ
サザンのマンネリではないけど
すぐにサザンとわかるメロディ
過去の曲でも古臭さを感じさせない新鮮さ。

今回ユーミンの歌唱場面を見れなかったのは残念であった(T_T)
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