第102話

文字数 133文字

「ぼくが食べる」
と、真澄さんがつぶやいた。(現実)
「アヤの骨」

 驚いて、息が止まりかけた。
 聞き返そうとしたけれど、空耳だったらと思うと怖くて、聞き返せなかった。

 夜中に、雨が降っている。かすかなかすかな雨音。

 たとえ空耳だったとしても、このまま有頂天のほうがいい。

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