日陰くんは意外としゃべる
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文字数 960文字
なんとなく帰りたくないので、どこかで夕食でもと――思い駅前をうろつくのであった。
さっきもたまたま列車で折場と会ったんですよ。
誰かのシナリオか何かかしら。
北欧メタルにありがちな歌詞!
わかりにくいボケもやめましょうよ! 素人の漫才じゃないですよ!
なんでこんな場所で日陰くんと喋ってなきゃいけないのか、とふと思ったわ。
見てる人が居るわけでもないのに。
悪くはない話ですね。ちょうど何か食べようとは思ってたんです。
どうしてそうなる!
みんなの話聞いてたら何でも安いみたいな話しか聞いてなかったのよね。
まぁ、庶民の味方って点では先輩に縁はなさそうですけど。
どっちにしろ、日陰くんに決められる筋合いは無いわね。
参考までに聞きますが、先輩が庶民と仮定すると、僕は何なんですかね?
……サイ◯リヤを知らない人間の発言としては説得力ありますけどね!
サイ◯リヤがトイ◯らスの姉妹店ってことは知ってるわよ。
まぁ、トイ◯らスもおもちゃ屋としては品揃えは良いほうですが。
トイ◯らスに大人のおもちゃあったらもう、世も末だよ!
あれは子どものための店ですから!
てっきり、
「大人のおもちゃ → 子どもが生まれる」
という図式もあるのかと思ったんだけど。
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