名前:心石花火(こころいし はなび)
性別:女性
設定:
魔人女子相撲に励む高校1年生の女の子。
1人称は「僕」。
魔人になる前から相撲が好きであり、親友の女の子と二人で競技人口が少ない女子相撲の稽古に日々励んでいた。
だがある日、相撲に対して偏見を抱く学校の連中に親友の女の子が目をつけられ酷いいじめに合い、自殺してしまう。
彼女は自殺する日まで彼女の様子がどこかおかしい事に気づきながらも、いじめにまでは気づけず、親友を死なせてしまったことから心に深い傷を負ってしまう。魔人能力にもこの時に目覚めた。
例え復讐を果たしても、親友は戻らない。彼女は今も過去を振り切れないまま、一人、土俵で四股を踏み続ける。
元々は明るくボーイッシュで、元気いっぱいに話す性格だった。
今も表向きは変わらないが、時折過去の経緯から暗い影が差す。
能力名:花火八十二手
相撲技を仕掛けた際、繰り出した箇所から炎を発生させることができる。
張り手時に掌から炎が出る、上手投げ時に相手が燃える、など。
炎の発生の仕方は花火の意志により割と自由。
戦う動機:過去を振り払うため
イラスト:きゃらふと様より作成
作者:スカーレット
無現 得夢(むげん えむ)
「私、無現 得夢が! あなたの魂、人生をいただきます!」
24歳 男性
能力名:ソウルワールド・オブ・ザ・ドリーム
夢の世界に相手の魂を閉じ込める能力。
閉じ込めた相手の魂を喰らう事で、相手の記憶や経験、思い出を体験することが目的。
夢の世界では魂が実体化する。夢の世界に囚われても逃げまわることは可能。
「ただ狩るだけでは面白くない!遊びがなくてはねぇ!」
夢の世界を自由に操れる。夢の世界とは、すなわち、妄想力によって構成された世界である。
設定:
彼には何もなかった。両親は幼少期の頃から仕事で家におらず、ずっと一人だった。
両親が事故で死んだ。親戚の叔父の家に預けられたが、まるでいないもののように扱われた。大人になってもどこにいっても馴染めなかった。現実で楽しいと思える事が何もなかった。
そんな彼の唯一の楽しみは眠りの中でみる夢だけだ。
そして、彼は不治の病になった。
死期を悟ったとき、彼は人生を無意味なまま、終えることに対して恐怖を抱いた。
「もっと色々な出来事を経験したい。夢の世界のように自由に 」
夢の世界に逃避するようになった彼は、自身が夢の世界に人間の魂を閉じ込める力を持っていることに気づく。
魂を初めて喰らったとき、その人間の世界がみえた。人生を経験した。想いを感じた。彼は他者の人生という名の刺激の虜になったのだ。
現実では不治の病でも魂を喰らうことで治すことができた。
「こんなこと、やめるべきだって? ――否、否、否ァ! 他者の魂は私にすべてを与えてくれるのだ! やめることなどッ!できるはずがないッ!」
――今日も刺激を求めて、彼は魂を喰らう。
戦う動機:魂を喰らうため。
アイコン:三日月アルペジオ様
作成者:榎本レン