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文字数 244文字



遠くを眺めていた
いつからかあの場所で
頬をつたう涙が
枯れ果てるまで動けずに
時間にさえも忘れられ
彷徨い人にも気付かれず
確かなのは自分の鼓動だけ
どこへ向かいどこへ帰るのか
空高く飛びゆく鳥たちは
月を追いかけ消えゆくのに
見失った居場所は何処へ
流れる水に身を委ねても
いつのまにかここにいる
あの声はどこから聞こえるのか
あの光はどこからもたらされるのか
誰かに問いかけても
響くこだまは自分の元で
弾けて割れて風にまう
今日は疲れた足掻くことに
未来の扉が開く時にまた
求めてる道が現れたなら
心のままに問われるままに

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