3話 記憶を無くした少女
文字数 1,269文字
レオンは、適当な木の棒を持つと町の中心へと向かう。
黒い石のような物が太陽の光に反射して黒光りしていた。
何かあったのか、村人達は慌てていた。
「どうしたんだ?帝国か?」と聞くと、村人は慌てながら答える。
ベッドには、黄色い髪に黒いドレスの少女が座っていた。
少女は意識が戻ったばかりで、状況がわかっていないようだった。
住人は、ガタガタと震えながら包丁を持ってレオン達に向ける。
それは、何時間前、何日前、数人の人間から言われた言葉。