榎本レン

文字数 2,136文字

ここは榎本レンさんの執筆スペース!

悪戯したら化けて出るらしいですよ!

(私は、姉に憧れていた。他の斬浄家の人間や自分の力に酔い、他者を害する魔人とも違う、優しく強い姉の姿に。)



(そんな姉が私の前から姿を消してもう1年だ 。

ようやくだ。ようやく、最近になって姉の居場所がわかった。 姉のところへいますぐにいきたいけれど、そのためには今から、とある奴らに会わないといけない。 

それは、世界を書き換える程の力を持つという言い伝えのある神魔……。)

たのもー! 神魔、いやロリロリビースト! 突然だけど、私と戦うのよ!


*  *  *

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はぁっ!

刀を持った幼女が四方八方からのレーザーを刀で弾きながら身体を地面に転がし、かわしている。

良い動きだ。

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おー、踏み込み速い!判断が速いねー!

わたしはアリス、今日は急な来客が訪れた。

わたしとムーちゃんの素性を知った上で勝負を挑んでくる酔狂な「ロリだ!」 ここ重要!テストにも出るよー! 


ちょっと見た目に反して、勝ち気っぽいのは置いといて、新鮮なロリと遊べるなんて久しぶりだから、めんどくさい戦いだってやるやるやるー!ってな感じで戦い始めたわけだけど……

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極太レーザー☆
くっまだまだ、斬り裂くのよ! 斬界刀ー!

 直撃の寸前でロリはわたしが放ったレーザーを居合で真っ二つに斬り裂いた。


吸収能力?がついている? さっきから刀に攻撃が当たったら、攻撃の威力が減衰している気がする。何かの罠かな? 

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案外やるじゃん。デフォルト装備もほとんど外してるし 手加減しているとはいえ、4割の力を出したわたしやムーちゃんとやりあえるとはね
マスター、どうするー?5割目いっとくー?
罠なら罠でいい。あえて策に乗った上でさらに強い力で叩き潰す。それが神魔だ。

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いやぁ、ここはロリに力の差をわからせるべきでしょ 本気は出さなくていいけど、8割で!ライズオブバハムートはまだ取っておいて
了解!ライズオブバハムート!!!

ちょっ?!それ出したら終わっちゃうじゃん!

咄嗟にわたしはロリのほうをみる。終わってしまうなら、どんな顔をしているかが気になったからだ。……しかしロリはドヤ顔だった。

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それを待っていたのよッ! 

エネルギー解放、斬界刀!……世界を斬り裂けッ!

もう一度言う。ロリは得意げに胸を張りながらドヤ顔している。 年相応の面もあるようだ。張る胸はないけどね。

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そんなことより、ムーちゃんのライズオブバハムートとロリのなんたら刀の必殺技みたいなのが、ぶつかって空に裂け目が開いた! 

やっぱりわたしとムーちゃんの攻撃のエネルギーを吸い取って力を蓄えていたみたいだ。

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我の世界にまで影響を及ぼすとは……
裂け目からなんか出てきたんだけどー
マスター、あれワタシたちと似た匂いがする 神の匂いだ!

現れたわね! 異界の侵略者! 旅の中で過去視持ちに貴方達が姉を攫ったことを教えてもらったの。


姉の能力に目をつけた貴方達は姉を攫った。当然よね……姉は視界にみえているものの複製を作る力を持っている!  どんなに強い生物でも複製できて、そこにいるロリロリビーストだって倒せる可能性があるわ!

じっくり準備を進めてからこの世界を侵略しようと思ったが、やはりそのビースト達と刀は危険だな……フハハハ……そこの幼子には望み通り姉と合わせてやろう
愛……逃げて……
貴様らはもう我の術中に嵌っているのだ

姿をみせたロリの姉は身体の大部分が大樹のようなものに埋め込まれていた。 ……ムーちゃんでもあんなプレイ望まないよ。

生粋の変態だな。あのキノコ。なんか台詞吐いてドヤ顔してるし。

というかロリならともかくキノコのドヤ顔とか可愛げなさすぎワロタ。誰得だよ。


……そうわたしは油断していた。

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マスター、遊ぼー!
ん?ムーちゃん、こんなと
マスター!それはワタシじゃない!

瞬間、殺意を感じ取ったわたしは身体全体からレーザーを放出した。

ジュージューと焼けた匂いがする……。攻撃を受けた相手の身体は溶けて原型をとどめていない。それはムーちゃんと同じ顔をしていて……ブチッ

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ふん、惜しい……あと少しだったものを

あははははアハアハアハハハハハハハ……

……侵略者かなんか知らないけど、お前さあ、何勝手に「わたしの」ムーちゃんを勝手に複製してんの……? しかもわたしにそれを殺させるとか……

決めたよ。お前は完膚なきまでに叩き潰す!

塵すら残すものか……!

ムーちゃん、龍喰いアリス……
了解、「マイ」マスター
斬浄流抜刀術……次元閃光!
フハハハ、聞かぬよ 姉と同じ技か…… その技を破り我は姉を捕らえたのだ…… くだらぬ!流派よ
ほざいたな!外道ッ!
ビーストどもの複製まだまだいるのだ……ははは…… 何……?!
もう倒した……いや書き換えたが正しいかな……お前の複製など、本物足元に及ばない 初戦は人の力、神を再現するなんて無理にきまっているだろう……
受け取れロリいや、愛! 大切な人は大切な人に助けられたいもんだよ! 
(刀にすごいエネルギーが……これなら!)

斬浄流抜刀術……次元閃光!

ぐはっばかなあああああああ……
終わりだよ……消えろ……
私はこのクソキノコを魂すら残らず消し去った。
***

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仲良く愛はその後姉と暮らしたようだ 今でもわたし交流は続いている

完。

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そこまで!

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登場人物紹介


斬浄 愛(ざんじょう あい)

女性 12歳


能力名:斬浄眼(ざんじょうがん)タイプ:逆力(さかりき)

魔人の一族である斬浄家に代々伝わる特殊な眼。

眼の能力は開眼した人間の妄想、嗜好によって変わる。

愛の眼の能力は武器に接触したものの力を吸い取り、そのエネルギーによって自身の武器に強化を付与するというもの。


設定:

愛は憧れの姉に追いつくため、必死に刀の腕を磨いていた。

なかなか姉に追いつけず、手触りが大好きなスポンジのようになんでも吸収できたらいいのにと考えているうちに、斬浄眼を開眼した。


だが、愛の開眼後、すぐに姉は行方不明になった。

行方不明になった姉を探すため、愛は妖刀村正がベースとなった姉の刀、斬界刀(ざんかいとう)を手に旅に出た。 

そして、最近になってようやく姉の行方が掴めたのだが……?


・武器:斬界刀・・・愛の能力による超強化の負荷にも耐えられるほどの耐久性を誇る。切れ味がよく、世界を斬り裂く刀と斬浄家では言い伝えられている。


戦う理由:姉をみつけだすため。

アイコン、イラスト:きゃらふと様

作成者:榎本レン



【名前】

神魔=アリス=ナイトメア


【性別】

見た目はつるぺた幼女だがポ○モンの禁止伝説同様に性別の概念は無い。(見た目は11歳くらいの幼女)


【年齢】

実際のところ本人にもよくわからない


【特殊能力(?)】

《異常の設定者・アリス》

「全ての世界はワタシの見ている悪夢に過ぎない………だから望めば何でも叶うの」

ありとあらゆる事象を、まるで明晰夢の要領で【設定】するという実質上最強且つ最も欲深き自由のチカラ。

全ての情報という情報はワタシの夢の中の【設定】の一部に過ぎず、それらを望んだ通りに幾らでも改変でき、その改変現象を【異常(バグ)】という。

『どういう【設定】にしたい』と、言ったり思ったりすれば【異常(バグ)】らせられない【設定】は無い。

万が一、存在や魂を概念ごと消滅しても、何をされても、どんな状況下に居ようとオートで発動できる。

【設定】をあらかじめ【異常(バグ)】らせておくことで【デフォルト設定】を装備する事が出来る。


『装備中の【デフォルト設定】』

・自分より強い奴を見た瞬間、力が敵が絶望するレベルまで跳ね上がる。

・魔法や能力的なチカラは自動的に効かない。

・攻撃してきた相手はゲームみたいに【フリーズ】する。


【設定】

作者の趣味を色々と凝縮した結果、これ以上ない程に痛々しい厨二チックなデザインと設定を携えてしまったやべーやつ。

前世では魔女をしていたが死に際に神を介さず自力で転生した上に『旧世界』を丸ごと破滅させて『新世界』の生成を促したやべーやつ。

親友の亡骸と全異世界中の生命力を使って不死身で最強の人形を創り出したやべーやつ。

本来は物語の作者のみが所持することを可能とする筈の《設定》という実質最強のチートを使いこなすやべーやつ。

筋金入りの悪食なうえ、身体の背面側から【暴喰器官】という名の触手が何本も生えており、それを使って口から食べられない大きさの物を貪り喰らうやべーやつ。

5連続で「やべーやつ」と書かれている割りには以外と温厚な性格。(しかし極度のサディストなので注意が必要)

特にチョコレートとチーズが大好物で、それを両方使ったチョコチーズケーキがマイブーム。

最近ではよくトークメーカーのダンゲロスSSに姿を現す。


【モード《龍喰アリス》】

「汝、冷徹なる鋼の龍王、神も魔も滅する異形よ!いまここに極黒の剣となりて、我が手に力を! 


《バハムート=エクス=マキナ》」


光に飢えた堕天の魔女ことアリスが、機構の屍龍妃であるバハムートと融合し一体化してしまったせいで更に厨二力に拍車が掛かってしまった姿。

通称『龍喰アリス』

昔見せた吸収合体とは異なり、龍化と擬人化を可能とするバハムートの細胞変換能力を応用して大剣と甲冑に変化した物を装備したフォルムとなっている。

大剣と甲冑の銘は《バハムート=エクス=マキナ》

実際の見た目は剣鎧共にきゃらふと産剣鎧のデザインが細々しく脆弱に見えるレヴェルの大きさ、分厚さ、重さ、を連想させる強靭且つ大雑把な構造故に剣や鎧というより『鋼塊』や『要塞』のような印象を抱かせる。

小柄な少女である使い手は、そんな不釣り合いな『鋼塊』と『要塞』による重さなど全く感じさせない動きを可能としている。

『融合』というより『装備』といった具合の合体形態なので主導権は完全にアリスのものになっており、装備を通して剣鎧と化したバハムートの身体に内包された無限の『生命力』を常に吸収して飢えを満たしている状態にある。

しかしアリスの『異常(バグ)』の力を通す事によって、その『生命力』は本来のものと比べて桁違いに増幅されるらしく、この状態のアリスは攻守共にバハムート単体を遥かに上回る力を秘めているようだ。

そのためか『生命力』を吸われているにも関わらず剣鎧からドス黒い光が絶え間なく溢れ出ておりバハムートの力を今まで以上に引き出す事が出来て、更には剣による一撃は彼女の必殺技である《ライズ
オブ バハムート》に匹敵する。(つまり下手に加減を間違えると一振りで世界が次元ごと崩壊します)

この形態はアリスやバハムートの全形態の中で最も耐久力に優れた形態であり、それを活かしてバハムートの保有する『生命力』と巨大な剣と強靭な鎧にものを言わせた圧倒的な力に任せて相手の攻撃や能力ごと叩き潰すといった戦闘スタイルを得意とする。

また、この形態は、とある形態の繋ぎとしての役割も担っており、その形態を『蝶』に例えるならば、これは『繭』や『蛹』のそれに近く、例の形態の力を殻の中に隠し込んで封印しているような状態にある。

その影響か、このモードに移行したアリスは人が変わったかのような無口(クーデレ?)口調になる。


【戦う動機】

試し切り(simple is best)


【イラスト】

きゃらふと様


【作者】

ダンゲロス界の最弱王!

脳内☆ロリロリ楽園幻想





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