フェイリア

文字数 29文字

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登場人物紹介

「乙女をナメたら痛い目に遭うわよっ!!」



女子力極めしハードパンチャー

○サニー・F・フルボッコス

性別:女



イギリスからやってきた留学生。

背が低く、そのことでよくからかわれる。

温室育ちだが荒々しい一面があり、お転婆である。




ゲームが好きでよくRPGや格闘ゲームを嗜む少女。

負けず嫌いで、特に対人ゲームには並々ならぬ努力を注いできた。

そのせいで現実でも喧嘩っ早くなり、

同い年の男子と容赦なく殴り合いをしたこともある。

「もっと女らしくしなさい」と、両親に叱られる日々だった。


私には女子力が足りない――思春期に入って、

サニーは自分の過去を恥じるようになっていた。

力比べで男子に負けることも増えていった。

背の低い彼女では、勝てる相手も限られてしまう。

これからはちゃんと乙女らしく振る舞おう――。

疼く両腕を抑えながら、ひたすら勉学に励んだ。



進学したのはスポーツに力を入れている共学の高校だった。

知り合いもいない、ゼロからの場所で、女子力を高める決意は固い。

女子力とは、すなわち力強さだ。

スタバで友達とガールズトークを繰り広げたり、ゼクシィを毎号買って熟読したり、バレンタインにはクッキーを振る舞ったり、流行りのバッグに敏感だったり――そういったことも女子力の一つだが、やはり力強い乙女がモテるのだ。


部活一覧を眺めて、真っ先に気になったのは

女子ボクシング部だった。

ここなら思う存分、私の女子力を鍛えられる。

いつか自分を負かしたアイツを超えるため。

誰もが振り向くような、力強い自分に。


入部してからの彼女は無敗連勝だった。

女子力を乗せた一撃が空を裂く。

そのパンチは次第に重く、鋭さを増していく。

――女子力が溢れて止まらない。



彼女は何かに取り憑かれたように

今日も女子力を追い求めていた。





能力名:レディー・ファイト

女子力を増すたびに強くなる能力。

行動や言動によって自らの女子力の高まりを感じると

身体の芯から力がみなぎってくる自己強化系の能力。

女子力を極めれば殺人級のパンチが打てるようになる。

反対に、女子力が下がる行動を取るとパワーダウンしてしまう。




戦う動機:もっと女子力を高めるため




イラスト:三日月アルペジオ

作者:如月真琴

渾沌に呻く矛盾の亡霊

フェイリア=ネクロ=アスフィクシア



【設定】

森の奥の湖に囲まれた洋館にて人の目を避けてひっそりと暮らす幽霊少女。

とある理由から首を吊って自害したらしいのだが………その結果『死体』とも『幽霊』とも思える特長を色濃く残す謎のアンデッドと化した首吊り死体の成れの果て。

こんな名前でも立派な日本人であり、上記の名前は本人が滑稽にも死に損ねた状況から『窒息死体の成り損ない』という意味で迷名したもの。

※アスフィクシアとは窒息という意味ですが首吊りの主な死因は窒息ではなく縊死です。

首を吊る以前の………生前の記憶の大半を失っており、首を吊って死に損ねたということ以外は真っ白だったらしく、自分の名前すらも定かではないという。その原因は死んだ(死に損なった)ショックによるものなのか、首吊りによる後遺症なのか、生前の凄惨な出来事によって無意識の内に自ら記憶をシャットアウトしているのか、はたまた全く別の存在として生誕したからなのか………依然として詳細は不明である。


本人は幽霊と名乗っているが実際の所、種族は不明。

だが本人曰く、亡霊と人間(というより亡者)の性質の両方を多用に兼ね備えている事から『半霊』という説が最有力らしい。


【霊としての特徴】

・瞬時に姿と気配をを消すことが出来る

・自分の害となる物理攻撃等や壁などを透過する

・浮遊する感覚で空を飛ぶことが出来る

・実体の無いモノに干渉できる

・寿命や死の概念が無い(というより既に死んでいるというべきか)

・幽霊なので無味無臭(いちいち死体みたいに腐乱死臭とか出してたら萎えるじゃん)

・幽霊やモンスターからは幽霊として認識される

・その他諸々


【人としての特徴】

・実体がある(半分幽霊ということもあって限りなく曖昧ではある)

・実体があるので、物を持ったり、自分の足で歩いたり、食事をしたりも出来る

・霊としての特徴に書いたもの以外は普通の人間とあまり変わらない

・死体故か痛覚等が無い

・ただの幽体と違って勝手に昇天したり成仏したりしない

・人間からは人間として認識される

・その他諸々

・生前の影響か『魔人離れ』した身体能力と武神の如き戦闘センスを有する(←生前で一体何があったし)


また、生前では相当な暴れ者だったらしいのだが、今では争いを好まない穏やかな且つ慈悲深い性格に一変している。

そんな性格と反比例して強すぎる上に物騒な下記の能力故か、あの世と最も近いと言われる森の奥の洋館に引きこもるように隠れ住んでスローライフを満喫している。


膝まで伸びた長髪は、実は銀髪ではなくストレスによる若白髪。(生前は黒髪だったらしい)


【能力名】

神ノ駄作『相反スル死凶ノ主』

殺し合いという観点からすると、これ以上のものはないと思われる最凶の能力。

どのような存在であろうと確実に死に至らせる力と、どのような方法であろうと決して死ぬ事の無い力が同居する矛盾した能力。

不死身だろうと、死という概念が無い相手だろうと、相手の不死性ごと強引に殺したり相手に死という概念を植え付けた上で殺せるくせして、自分は『フグが自分の毒で死ぬか?理論』で死ななくなるどころか、一度この能力で死んだ事によって耐性が付いたせいか生前以上に死にづらくなっているという棚上げ精神旺盛な特殊能力。

もはや死滅と不滅という概念そのもので、決して交わる事の無い相反する二つの概念が重なりあった『死の形』。

この能力の持ち主は、分かりやすいように前者を『致死性』、後者を『不死性』と名付けて呼んでおり、その双方を無限に内包した状態から武器や魔法や呪いや薬といった形に生成して取り出し、体(てい)のいい死霊魔術程度に薄めた物を『自衛を目的とした戦闘』の際に使用する。(本気で戦おうものならどうなるかは未だに不明)

また、生前での彼女が不死性を備えた体質での自害の術として開発、後にその能力を自身に行使しながら首を吊って黄泉の国へと去った………筈なのだが、生前に抱いていた迷いや未練とも呼べるものが自らを死に至らしめた能力を携えて復活した結果がフェイリア=ネクロ=アスフィクシアという新たな人格として生誕を果たした。

ここまで長ったらしく説明してきたが、早い話が最強の矛と最強の盾を使ったワンサイドゲーム。まさに矛盾。

本人も『どこぞの聖杯戦争や育成計画に出してはいけないキャラクターぶっちぎりNo.1になれるつまらない能力です』という感想を漏らしているとか。


【戦う動機】

そもそも戦いたくない。

殺し会うくらいなら、一緒に話したり遊んだりしたいお年頃。

でも仮に殺されたら殺し返すかも……


【イラスト】

きゃらふと様


【作者】

フェイリア

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